昼夜逆転でゲーム三昧、このままでいいの?

 

 

「昼夜逆転でゲーム三昧、
このままで本当にいいの?」

――というお悩み。

これは、不登校の子を持つ親が
全員経験する、共通にして永遠の悩みだ。

それがすごくわかりやすく、
納得の深い形で取り上げられていた。

昨日オンエアになったNHKの番組
「おとなりさんはなやんでる。」

「不登校34万人
知りたい! 子どもの本音~ゲーム編~」だ。

とても良かったので、見逃した方はぜひ、
NHK+か再放送(29日(日) 午前0:00〜)
でご覧ください。

「いや、どんな話だったか今すぐ知りたい」

という、せっかちな方もいると思う。
(僕もけっこうそうだったりする)

朗報です。

今は本当に良い時代です。

こんな便利な記事を
NHKサンが上げてくれてます。

本当に「サクッとおさらい」されてて、
ものすごい親切だ。
(でも考え抜かれて凝縮されてる)

なので、せっかちな方はよろしければ。

番組を見て思ったこと。

僕ら夫婦もなつさんの母、
コノハズクさんとほぼ同じだった。

つまり、ゲームは完全解禁。

ただ忍介とこんなしっかり約束を
交わしたりはしていなかった。

約束は交わしていなかったけれども――。

明確に言語化していなかっただけで、
ずっと無意識に考えていたことは
コノハズクさんと同じだと番組見て思った。

特に第一条の

「体調・時間の管理は自分の責任で」

というのは、まさに、まさに、まさに、
まさに、今もそう思っているところだ。

要するに大切なのは、
「適度に手放す」ことなんだよね。
なにごとも。

甘やかし、なんかじゃない。

むしろ信じて任せることは、
親にとって厳しいことだ。

でもそのほうが絶対うまくいく。
長い目で見れば。

この逆説を、世間は理解しないよね。
本当に理解しない。理解しようとしない。
昭和の頑固ジジイのごとく。笑

そしてこれがストンと落ちると、
全部が全部そうなってくる。

つまり?

「体調・時間の管理は自分の責任で」

はもちろんのこと。

「進路・将来のことも自分の責任で」

となってくる。

だって子どもの人生なんだから。
そもそも親が決める話じゃない。

「高校どうするの?」
「受験は? 内申点は?」

それは、親や先生が考えることじゃない。

親や先生が考えることじゃない。

子ども自身が考えることだし、
子ども自身が考えるべきことでもある。

親や先生がそれを取り上げてはダメだ。

それを取り上げてしまうことのほうこそ、
甘やかしというものじゃないだろうか?

「じゃあ親や先生ってなんなの?」

子どもから相談されたときに、
きちんと的確に情報が出せる。

そういう存在であればいい。
僕はそんなふうに思うな。

ゲームだって一緒だ。

「ゲームやり過ぎて具合悪いんだよね。
どうしたらいいかな?」

そうやって相談されたら情報を出せばいい。

そうでないなら、つまり
相談されてもないなら?

断固、信じて任せる。

とにかく自分の責任で。

「どうせなら、とことんやりやがれ!」
「いいぞ、いいぞ」
「やっちゃえ、やっちゃえ」

まさに4年前の僕のこの心境ですね。笑

トコトンヤレ節

2020.05.27

そうやって親が手を離すとね。

子育てというものはどうなるか?

「めっちゃラク! ひゃっはー」

そして長い目で見れば
そのほうがきっとうまく行く。

この逆説があなたに届くといいのですが。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。