不登校に悩んだ当時、親として決定的に足りなかったものは何だったのか?

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PCを開くと、BASEの注文画面には
黄色い表紙の本がズラッと並んでいる。

ありがたいことに、そんな毎日だ。

って、いきなりそう言われても
なんのことだかよくわかりませんよね?

びーんずネットが発行する
お父さんに向けた不登校本、
『「とりあえずビール。」で、
不登校を解決する』という本のことだ。

おかげさまで、本当によく売れている。

それだけ需要があるということなんだなあ。
改めてそう思っている。

「首に縄つけてでも学校へ連れて行け!」

なんて怒鳴るカミナリ親父は、きょうび、
もはや天然記念物昭和遺産というか、
まあまあ、ほぼ皆無だと思う。

別に学校に行くことが全てじゃない。
時には休養することだって大事だ。

それは重々わかってる。

でも、そうは言っても……。
ぶっちゃけ本音を言うならば……。

社会に出て食っていけるのか?
組織の中でやっていけるのか?
このまま家にいて大丈夫なのか?

こういう不安は、今、子どもの不登校に
まさに直面している(特に)父親には、
リアルに、強くあるんだろうと思う。

実際、僕もそうだった。

そして今、振り返ってみて思うに。

不登校に悩んだ当時の自分に、
決定的に足りなかったものは何だったのか?

――それは情報だったと思う。

不安と心配。

やっぱりそれって
単純に情報不足から生じることが多い。

そうですよね?

情報を取ることは大事だと思う。
そしてそれは別に難しいことじゃない。

だから悩んだときは蓑田さんの
『とりあえずビール』を、まずは
実際手にとってみてほしい。
ページをめくってみてほしい。
その時間を作ってみてほしい。

これだけわかりやすく、
そして「お父さん」に特化して書かれた
不登校の本なんて他にないはずだから。

それから、もうひとつ。

次回のびーんずネットのセミナーでは
僕ら夫婦が自分たち家族の経験を
テーマに話す予定だ。

(コレ、何気に初めてのことだったりする)

元・不登校を受け入れなかった父親として。
息子の前で派手に夫婦喧嘩した父親として。
そこから「改心」した父親として。

オンラインでお話させていただく予定だ。

特にあれこれ準備はしていない。
超絶人見知りだし早口だから
うまく話せるか、実は自信がない。

でも少人数制の良さを生かして
ざっくばらんに、参加者のみなさんと
2時間じっくり話せたら、と思っている。

よろしければこちらもぜひ。
https://seminar20220226.peatix.com

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。