短いニュース記事だけど、
今こそいろんなことを
見直すフェーズなんだと思った。
時短解除を受けて、今週から相次いで
24時間営業に戻す大手チェーン。
一方で、ファミリーレストランの「サイゼリヤ」は、多くの店で午後10時までの営業とします。「コストや従業員の労働環境を見直した結果」としています。
居酒屋の「ワタミグループ」は、これまでの午後9時閉店からは延長しますが「ニーズも変わってきている」として、閉店時間は各店舗で調整します。
コロナを経て、良くも悪くも
いろんなことが浮き彫りになったと思う。
例えば学校や会社。
これまでは
「そこへ行く必要がある」
「そこにいることに意味がある」
そういう場所だった。
でも、本当にそうなんだろうか?
コロナでリモートが普及して
「その場にいる」
ことの意味が変わってきた。
もちろん、対面の大切さは変わらない。
でも見直してもいい部分も大いにある。
「コストや従業員の労働環境を見直した結果」
「ニーズも変わってきている」
これはその通りとも言える。
だけど、ある意味今まで
そこをまったく見ようとせず、
消費者の「便利」に先回りして
自分で自分の首を締めていた
企業側のほうに問題があった、
とも言えるんじゃないだろうか?
少し自分の話をすると、、、
会社員時代、フランスの会社と
イタリアの会社、それぞれの
日本支社に勤めていたことがある。
本社勤務の彼らは冗談ではなく
夏はバカンスで1ヶ月、普通に休む。
しかもそれが法律で決まってもいる。
もちろん、その前後に彼らは猛烈に働く。
メールでのやり取りだけでも、
その熱量はひしひしと感じた。
そして当地では夜は
ディナータイムが終われば店は全部閉まる。
もちろん24時間営業のコンビニや
ファミレスなんて代物は存在しない。
でも「そういうもんだ」
と思えばそういうもんなのだ。
あと彼らは毎年律儀にきっちり5%くらい、
商品原価を上げてきた。
こっちはデフレだし、価格転嫁できないから
大いに困ったものだけど、こちらの
そんな事情など全くおかまいなしだった。
全くおかまいなしだった。
だから向こうは物価もだけど
賃金も連動してちゃんと上がっている。
コレ、地味に大事なことだよね。
と、例によって話が逸れた。
少なくとも――。
深夜、ガラガラの店内。煌々とついた灯り。
たった数人の客のために、
眠い目をこすりながら
誰かが夜通し働いている……。
そういうのはもうやめにしませんか?
もっと本質的な豊かさに目を向けませんか?
いろんなことを見直すフェーズ、
どんどん加速してほしいな。
今日も良い1日を。
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