気がつけばまた、、、

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朝5時。起きるとリビングで
忍介がゲームをしている。

早起きなのか、夜更かしなのか。
もうよくわからない。

熱心に画面に対峙する15歳。

ふと気になって聞いてみた。

「ねえ、忍介ってさ。それこそ一日中、
ゲームしてるじゃん。気付いたんだけどさ、
キミ…休憩ってものを一切取らないよね?」

「息をするのを休む必要ってある?」
と忍介。

「僕にとってゲームは
息をするのと同じなんだよ」

「なるほど」

なかなかにハードボイルドな15歳だ。

画面では忍介は白いボルサリーノをかぶり、
白のスーツに黒のシャツを着ている。
その出で立ちで熱心にしているのは、
カジノでのブラックジャックだ。

ただ、本人は何かと言い訳するのだけど、
要するに負けが込んでいる。

「やーめた」と言って消す忍介。

「その間にこっちのゲームの
クエスト消化しよっと」

と切り替える。

「ほら、お父さんが資料を出力している間に
コーヒーを淹れるみたいなものだよ。
こうやって時間を節約してるってわけ」

「へえ」

「まあ、そんな時間節約するんだったら
勉強しろよって言われるかもしれないけど」

「おい、ちょっと待った、
こっちはそんなこと一言も言ってないぜ?」

「そうなんだけどさ、わかってるけどさ、
世間の人は言うでしょ、そういうふうに」

言うだろうね。確かに。

世間の人はそう言うだろう。

でも、とも思う。

こうして何年も身近で見てきて思い知った。

君のそのゲームに対する愛と集中力は
ホント、なかなかのものだぜ、と。

いや、本当に。

別に恥じたり卑下したりしなくていい。

あ、いかんいかん。
気がつけばまた親バカだ。

失礼しました。笑

15歳ひきこもり観察日記は以上です。

今日も、良い1日を。

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2 件のコメント

  • うちの息子も15才。毎日毎日ひたすらゲームです。
    先日夫婦間で口喧嘩になって、仲裁を頼みました。
    2人の話を整理して、2人共の良い点、悪い点を伝える。
    旦那の単身赴任を、私のワンオペ育児を労う。
    あなた、すごく話し方上手くなったね!どこで?ときくと
    「ゲーム」と返ってきました。
    相手のダメな所を、自分の失敗談におきかえて相手に気付かせる。改善したら自分もお陰で良いアクションが出来たと伝える。あなたカウンセラー?(笑)
    夜な夜な、頭使ってコミュニケーション力、研磨しているらしいです。
    こういう話をプラスに捉えて議事にしてくれて嬉しかったです。

    • シノブさん、コメントありがとうございます。
      拝読しました。息子さん、本当に素晴らしいですね!
      親の喧嘩を仲裁、しかも整理もコメントも的確。まさにカウンセラーです。
      それをゲームで身につけた、というのもすごいですね。
      うちの息子は(誰に似たのか)カウンセラーとは真逆の「アドバイス魔」なのですが、笑
      コミュニケーション力もゲームで少し磨いてくれればいいな、と思いました。
      読んで元気が出ました。ありがとうございました。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。