歴史トリビア好きにはちょっと
見逃せないネタだった。
9月6日号の日本講演新聞の
鴨頭嘉人さんのコラム
「かもさんの情熱大学」で触れられた
「ライト兄弟が空を飛べたわけ」の話だ。
1903年、12月17日。
ライト兄弟が世界初の
有人動力飛行に成功した。
このときの飛行機を
「ライトフライヤー号」という。
そのライトフライヤー号を
現代になって復元して、
再飛行を試みた人がいる。
ところがこれは飛ばなかった。
なぜか?
実はライトフライヤー号は
並大抵の技術では操縦できない、
そんな代物だったからだ。
ではなぜ彼らはこの飛行機を操縦し、偉業を成し遂げることができたのでしょうか。
この背景にはライト兄弟が「人類で初めて飛行した人間」であると同時に「人類で最も多く落下した人間」であったという事実がありました。
人類で最も多く落下した人間――。
個人的にこの視点に一番
「おお!」となった。
確かにそうだよね。
何度も失敗し落下させた。
ただそれでも「飛べる」と信じた。
周囲の冷ややかな視線に負けなかった。
改良に改良を重ねつつ、挑戦を続けた。
その過程で、気がつけば並の人間には
到底飛ばすことなどできない機体の、
類いまれなる、彼らだけの操縦技術も
同時に手に入れていた。
そして、成功した。
いい話じゃないですか?
てっきりライトフライヤー号、
設計の良さで飛んだのだと思ってた。
操縦技術には思いが至ってなかった。
さて。
勘のいい人ならもうお気づきの通り、、、
話をふくらませようとして、
上手くふくらまないまま、
気づけば今日もパタリと風もやみ、
例によって例のごとく失速して……。
でもそれ、ライト兄弟も何度も
経験して来たことなんで。笑
大丈夫、マイフレンド。
今日も良い1日を。
※ちなみに画像は本物のライトフライヤー号です。
操縦者が弟のオーヴィル、横に立つのが兄のウィルバー。
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