もったいないなあ、と思ったこと

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3ヶ月に一度、
歯石を取ってもらいに歯医者に行っている。

超音波の不快な音楽を
骨伝導で15分ほど聴いて、晴れて終わり。

だったのだけど、、、

「今日はこれで終わりですが、
ただいま無料キャンペーンをやってまして」

と歯石を取ってくれた女性。
通常2,200円かかるフッ素塗布が
今なら無料だと言う。

「いかがなされますか?」

無料なら断る理由はない。塗ってもらった。

「今から30分、飲食は控えてくださいね」
との由。

了解。

――以上だった。

もったいないなあ、と思った。

通常2,200円の「商品」なわけで。
無料には理由も意図もちゃんとあるはずで。

それがまったくこちらに伝わっていない。

そもそもフッ素がどう良いのか、
その価値をわかってもらわなきゃ
無料で提供する意味がないよね?

こっちは素人で「なんとなく良さそうだ」
くらいの理解しかないのだから。

例えば――フッ素を塗った場合と
塗らない場合の比較グラフ。
それが印刷されたパンフレットを渡す。

フッ素の効果効能をわかりやすく解説した、
軽く読める漫画なんかもパンフに載せる。
世界的権威の歯科医が語る
「予防(そのためのフッ素)」
の重要性のインタビュー記事も、だ。

あとは次回来店時のフッ素割引クーポンを
そのパンフレットに挟んでおくとか。
もしくは説明しながら手渡しするとか。

そういう基本的なことをまずやっていない。

致命的なのは
Call To Action(行動喚起)が無いことだ。

こちらに何をどうしてほしいのかが、
まったく無い。

「次回はぜひフッ素を検討してくださいね」

ということだけは、
せめて・ちゃんと・伝えないと。

(できれば「その気」になるように)

それこそがキャンペーンで無料提供している
理由のはずなんだから。

「ああ、今日はキャンペーンで無料なんだ、
ラッキー。ありがとさん」

で終わっちゃってしまっている。

本当に残念だなあ、このキャンペーン、
壮大な無駄になってるなあ、と思った次第。

(人の振り見て我が振り直せ)

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。