大学の授業、バイトの遅刻

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昨日は夫婦で午前中、
とある大学へ出かけた。

声をかけていただいて、うちの奥さんが
授業の講師としてゲストに呼ばれたのだ。

テーマは不登校。

親としての体験を話してほしいとのこと。

単純に聞いてみたかったので、
僕も野次馬として授業を見させてもらった。

家を出る時――。

我が家の勤労少年はまだ寝ていた。

「10時半からのバイト、
大丈夫なの? 行ってくるよ」

と声をかけて家を出た。

大学の授業は100分。

あらためて、
うちの奥さんの話を聞きながら、
自分たちの来し方を思い出した。

そして、息子の不登校がもたらしてくれた
あれこれをありがたく思った。

もちろん、当時はぜんぜん
そんなことは思えなかった。

8年後にまさか大学の授業で
話されることになる経験だなんて、
夢にも思わなかった。

その授業が終わって。

驚いたのは、学生たちの反応だった。

最後に感想シートを書くのだけど、
これがマア!

みんな真面目に書く、書く、書く。

しかも授業が終わってから
10分15分経ってもまだ書き続けていた。

みんなが黙ってコリコリ、コリコリ、
鉛筆で書き続ける音が教室に響き渡る。

なんだかこっちが
申し訳なくなるような時間だった。

(って僕はただの野次馬なんだけど)

さて。

バイトから戻った勤労少年に聞くと、
今朝はやっぱり遅刻したらしい。

「遅刻は信用なくすぞ」

なんて、以前の僕なら思わず
言いたくなってたんじゃないかな?

でもね、それは本人の問題だ。

逆に若いうちにどんどん、
失敗して怒られたほうがいい。

今はもう、そう思えるようになった。

それもこれも、元を正せば不登校からだ。
ハンドルから両手離せるようになった。

盛大に転ぶもよろし。

そっから立ち上がればいい。
それが人生だ。

と、思いつくままのポエム日記。
あんまり推敲せずそのまま上げる。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。