ちぎっては投げ、
ちぎっては投げ、
という表現があるけれど。
昨日の僕らはまさにそうだった。
不登校インタビュー事例集の
大詰めの編集作業のことだ。
鬼編集長、もとい、
うちの奥さんが入れる赤字を僕が
直してはプリントアウトし、
直してはプリントアウトし、
直してはプリントアウトし、
直してはプリントアウトし、
それを彼女が
読んでは赤字入れ、
読んでは赤字入れ、
読んでは赤字入れ、
読んでは赤字入れ、
という無限ループ。
でも原稿確認出しで送るためには
夕方17時のレターパック便の
締切時間には絶対に、物理的に
間に合わせなければいけない。
15時すぎにはもうこれ、
完全にお約束だよね?
一番起きてほしくない事態が発生する。
つまり、プリンターが不調を訴える。
「もう俺イヤだよ、こんなん!」
とプリンター君がぶうぶう言い出したのだ。
それをなだめ、すかし、
しまいには脅してみる。
もちろん屈強で気難しいプリンター様は
僕みたいなモヤシ野郎の脅しには屈しない。
ヤワじゃないのだ。
まったくプーチンみたいなやつだ。
仕方ないので懐柔を試みる。
手差しトレーのA3の用紙を一枚一枚、
両手でやさしく介添えして送り込む。
でもおとなしく飲み込んだと思いきや
頼みのプリンター王子はここぞとばかり、
気ままにゲップやゲロを繰り返す。
ねえ、それ完全に嫌がらせだよね?
そんな中、時計はどんどん進んでいく。
カチカチカチカチ、カチカチカチカチ。
カチカチカチカチ、カチカチカチカチ。
心の中は阿鼻叫喚だ。
サッカーみたいにロスタイムが欲しかった。
17時ジャストにほうほうの体で
なんとか本局の窓口にたどりつく。
ポストに直接投函でもいいんだけどさ、
やっぱりね、心配なのでね、
特に意味はないのに局員さんに手渡した。
チーン!
終わったあとは夫婦揃って
頭から煙が出てたんじゃないかな?
そんなこんな。
この週末はインタビューした7人の方に
原稿を確認いただくための時間で、
ほんの少しだけ息がつける。
来週は最後の確認と入稿だけどね。
以上、渦中のびーんずネット編集部から
再現ドラマでお伝えしました。
今日も良い1日を。
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>「もう俺イヤだよ、こんなん!」 とプリンター君がぶうぶう言い出したのだ。
>それをなだめ、すかし、しまいには脅してみる。
蓑田さんの本のあの箇所を思い出しましてニンマリしました。
職場のプリンターが壊れたらどうしますか?
のところ。
お二人、おつかれさまです〜!
あ、本当だ!
完全に忘れてましたけど、「とりあえずビール」に出てくる職場の故障したプリンターに怒る、っていうあの話そのまんまですね。
ダメダメですね。笑
解脱までもう一踏ん張り頑張ります。いつもありがとうございます!