明けない夜はないし、やまない雨はない

 

 

 

 

「ああ、やっと”こっち側”に戻って来れた」

今朝7時。検温する。36度3分。

日常の、健康のありがたみを実感する。

この24時間、本当にキツかった。

本っ当にキツかった……。

昨日の朝、ブログを書いてる辺りから
大型台風並みの猛烈な下痢に襲われていて。

(あえて擬音では書くまい)

なんのかんの、あれよあれよと
悪寒も加わって異様に身体がダルい。

「あ、これ、完全にヤバい奴だ」

午後はずっと毛布ひっかぶって
ベッドでちんまり神妙に丸まるも、
それでも震えが止まらない。

案の定、38度の発熱。
もちろん、下痢も止まらない。

1時間おきの睡眠。

なんとか夕方までに落ち着いてくれれば
という淡い期待は、見事に打ち砕かれる。

「うわ、これで一晩過ごすのキッツいぞ」

でも仕方ない。

今の僕に出来るのは布団ひっかぶって
丸まりながら1時間ずつ寝ることだけだ。

1時間寝て19時半。

もう1時間寝て21時すぎ。
ふたたび寝て、でもまだ22時前。

「今回はちょっとぐっすり眠れたぞ!」

さすがにもう夜中の2時くらいかな?

と思ってトイレに立つも、あ、ああ!!!

見よ、あの時計を。

ま、まだ23時15分……。

身体は超絶キツい。良くなる兆しはない。

そして深夜に一人、
黙々とトイレで尻を拭き続ける。

この、惨めさよ!!!

「明けない夜はない」

という言葉だけを頼りに、
1時間おきに起きる自分を慰める。

大丈夫、明けない夜はないし、
やまない雨はない。

でも昨夜の23時過ぎが一番キツかった。

明けない夜が信じられなくなっていた。

何が言いたいか?

子どもの頃ってこういう夜が本当に怖くて。

「このまま死んじゃうんじゃないか?」

って思いましたよね?

(え? 僕だけ?笑)

でも大人になった賢明な僕らは知っている。

大丈夫、明けない夜はない。
やまない雨はないのだと。

これ、子どもの不登校も
まったく同じようなもので。

僕が不登校の親の会に行くことや、
僕らの不登校インタビュー事例集読むのを
薦めるのはまさにココなんです。

つまり、少し先を行く先達の例を知ること。

それが「明けない夜はない」に
確実につながると思うからだ。

昨日の23時過ぎの僕のように、
一番キツいそのときに。

世界中で自分だけが一人、
ポツンと取り残されている――。

そう思ってしまうと人は苦しい。

どんなに強い人でも心は折れる。

でも、聞きかじりの知識で
あったとしても、なんだとしても。

大丈夫、明けない夜はない。
やまない雨はないのだと。

そう繰り返し心の中で唱えるだけでも、
少しは元気と希望が湧く。

そんなふうに思ってます。

ということで。以下は余談。

なんかね。昨日、ずうっと
ベッドでのたうちまわりながらも。

「あ、これブログのネタになるわ」

と少し喜んでいるオイラもいました。

って純ちゃんドM!!!

ちなみにこの24時間で、子ども用の
ビニールプール3杯分の液体が尻から出た。

脱水になってはいけないので水分は取る。

でも固形物はいまだに取る気になれない。
なのでこの24時間何も食べてない。

でもまだお腹もじぇんじぇん空かない。
何かを食べるなんて気はサラサラ起きない。

「え? これダイエットに最適じゃん」

期せずしての断食。
体重計乗るのが楽しみ〜。笑

って純ちゃんドM!!!

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。