酸っぱい葡萄

好きなことをして自由に生きていく。

この類のワードが出たときに、
こう反応する人たちがいる。

そんなに世の中、甘くないよ、と。

まあ、そうかも知れない。
そういう部分も大いにあると思う。

でも、はた目にはなんだか
「酸っぱい葡萄」の話みたいに
見えるときもある。

どんなに飛び上がっても
葡萄に手が届かないキツネ。

どうせ酸っぱい葡萄だから不味いはず、
と負け惜しみを言うイソップ寓話だ。

「そんなに世の中、甘くない」

確かに世の中、厳しいことも多い。

でも、なんでそんなに決めつけるのか?

本当は心の奥底では
自分もそうしてみたい。
でも出来ない。踏み出せない。
だから酸っぱい葡萄と思おうとする。

胸に手を当ててみると、
どこかそういう部分は、ないだろうか?

そんなに甘くない――。

頭にそう浮かんだ時。

もしかしてこれは
酸っぱい葡萄じゃないのか?

その自問は忘れないようにしたいなあ、と。

自戒を込めて。

プロフィール写真

 

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。

 

更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
Sponsored Link



まず親が幸せになる|びーんずネット

不登校のセミナーやカウンセリング、インタビュー事例集をお届けする活動を夫婦でしています。ぜひご覧ください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。