愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ――。
19世紀ドイツ統一の立役者、
鉄血宰相ことビスマルクの言葉だ。
歴史好きとしてはちょっとした印籠のように
思っていた言葉なんだけど、
なんだか最近はあんまり
そうは思わなくなってきた。
経験から学ぶ愚者でいいじゃん、と。
- 痛い目にあって思い知る。
- 恥ずかしい体験をして改める。
- 悔しさから発奮する。
- 悲しい思いをして他人の痛みを知る。
スマートに歴史や他人の経験になんか、
別に学ばなくたっていい。
自分の経験したことを最大限味わっていけば
そこから学ぶべきことはいっぱいある。
むしろ教科書に書いてあることで、
実生活で何か役に立つことがあったか、
とさえ思う。
(多分あるんだろうけど、思い出せない)
アップルのかの御仁も、こうおっしゃった。
Stay Hungry. Stay Foolish.
ハングリーであれ。愚か者であれ。
その意気なんじゃないだろうか?
新しい一週間が始まる。
今日も良い1日を。
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