繰り言みたいになってしまう自分が嫌なんだけど

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ロジャー・ニコルズといえば、かつての
「渋谷系」(ってもう死語だな)の名盤だ。

気がつけば忍介がそんなものを聴いている。
生意気にも!笑

いや、しかしまあ、懐かしいのなんのって。

聴きながら今でも全部ソラで歌える
自分に若干驚きつつ、一方で――。

30年前に良質な音楽と出会うことは、
今ほど簡単じゃなかった。

タワレコだのディスクユニオンだのに
足繁く通い、主体的に情報取らないと
「これサイコー♡」
という音楽には出会えなかった。

いや、本当に。

映画もだ。

そういう意味で、iTunesだの
ネットフリックスだの、
今の若人が本当に羨ましい。

と、老人の繰り言みたいに
なってしまう自分が嫌だ。

嫌なんだけど、、、

先日観た映画
『Coda コーダ あいのうた』。

こういう映画はね、ある程度
年齢を重ねてきたからこそ胸に沁みいる。

映画について言えば、忍介は
マトリックスやらスパイダーマンに夢中だ。
この映画にはまったく反応しないだろう。

でもね、力説しちゃうんだけど、
本当に良い映画ってこういう映画だぜ。

クライマックスのオーディションシーン。

あれを思い出すだけで、
今も普通に素で涙ぐんでしまう。
もう一回、映画館に観に行こうかな?

本当にいい映画だった。
これこそ大人必見の「R40」だ!笑

っていつものごとく支離滅裂ですが、
良い週末を。

P.S.
とてもわかりやすく解説されているので、
こちらもよろしければぜひ↓

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。