我が家の中三14歳の忍介。
「これから4万ドルのカジノ強盗をする!」
とのたまう。
もちろん、ゲームの中の話だ。
でもそう聞くと、やっぱり穏やかじゃない。
思わずこんなふうに言いたくなる。
「おいおい、間違ってもそれ、
現実でやろうとか思わないでくれよな」
なにせ器がちっちゃんで。笑
口に出すのをすんでのところでこらえた。
代わりに聞いてみた。
「ふうん、どうやってやるの?」
警備態勢や金庫など事前情報リサーチから、
仲間との連絡・役割分担、
当日の侵入経路と脱出計画、
警察の追尾のかわし方や車両の隠し場所、
変装の方法や取り分のことまで。
細かく検討した上で決行する、という。
熱っぽく語る14歳の横顔を見ながら、
思い直した。
結構、やるじゃん。
そこまで考えてるんだ、と。
僕が熱中したことのあるゲームはゼビウス、
ストⅡ、バーチャストライカーだ。
どれもとても面白かった。
でも究極、言ってしまえば
「自分が相手を倒す」だけのゲームだ。
4万ドルの強奪計画は立てなかったな。
無事に強奪を終え、
2万6千ドルの分け前を手にした忍介。
ゲームの中で彼は自分の会社を持っている。
オフィスの内装に分け前を当てるらしい。
なんともはや。
間違っても現実でやらないでくれよ。
そんなつまらないことを言いそうだった
自分が恥ずかしくなった。
バイオレンス映画を見たからって、
暴力を振るう人がいないのと同じだね。
今日も良い1日を。
記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。
更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!
コメントを残す