日本講演新聞7月5日号の鴨頭嘉人さんの
「事実よりも大切なこと」が良かった。
いじめに関する研究の話で。
「子どものころにいじめられていた人は
大人になってもいじめられ、
幸福を感じる度合いが少ない」
という研究結果があるのだという。
まったくもって救いのない、残酷な話だ。
ただ、その話には「続き」もあるらしく。
いじめられていたそのとき、
自分がどう思っていたか?
つまり、
「自分に悪いところがあるな」
と思っていたか。
「自分は悪くない。おかしいのは相手だ」
と思っていたか。
結論を言うと、「自分は悪くない」と思っていた子どものほうが、その後の人生で幸福を感じる度合いが高い傾向があったんです。
僕はこれに希望を感じました。「いじめられた」という過去の事実は消すことはできません。でもその事実に対する捉え方なら、今からでも変えられます。
つまり「何が起きたか」ではなく「どう解釈するか」が僕たちの人生にとっては大事なんです。
「何が起きたか」ではなく
「どう解釈するか」が大事。
言われてみれば、
当たり前の話かもしれない。
でも辛い現実が目の前に立ちはだかるとき、
つい僕らは「何が起きたか」にばかり、
目を向けてしまいがちになると思う。
実は昨日、書類を整理していたら、
ひょっこり小さな昔のノートが出てきて、
開いてみたら随分と苦しい胸の内を
メモしてたのを発見して、ちょっと驚いた。
まあ、僕の場合こうやって忘れてしまう、
というのが特技でもあるのだけど……。笑
それでも苦しい胸の内を吐き出してる、
その逆巻くネガティブなオーラには、
我ながら読み返して結構やられたりもした。
過去の事実は消すことができない。
でも、だからこそ――。
「何が起きたか」ではなく
「どう解釈するか」が大事。
銘記したいですね。
今日も良い一日を。
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