もしのび太ママがマザー・テレサだったら、を想像してみた

もしものび太ママが

のび太ママはいつも怒っている。

テストの点数が悪かったり、宿題をしていなかったりで、すぐ怒る。

すぐキレる。

なぜだろうか?

どうして宿題やテストがそんなに大事なんだろう?

のび太ママの頭の中

書き出してみる。

・のび太は放っておくと怠ける

・のび太は放っておくと必ずズルをする

・のび太は宿題とテストを重視していない

・のび太は勉強の重要性を理解していない

・宿題とテストをしないと人は堕落する

・堕落した人間は共同体に認められない

・親として共同体に認められる人を育てる義務がある

念のため言うけどコレ、かなりアバウトかつフリーダムに、そして大袈裟に書いてます。

でも、多かれ少なかれ、こんな思いが心の中にあるんじゃないか?

だからあんな物言いや態度で接しているんじゃないか?

僕ら、子どもの頃からあれが教育ママのスタンダードで慣れちゃってるけど、

テレビや映画で繰り返し刷り込まれているから特に何も感じなくなっているけど、

でも、よくよく考えてみると、のび太ママ、結構な物言いだと思いませんか?

あれって職場で言ったら、パワハラだと思いませんか?

もしのび太ママがマザー・テレサだったら

一方で。

僕はマザー・テレサの人となりは、正直よく知らない(ゴメンナサイ)。

高校生の時、来日したマザーを遠巻きに一瞬だけ見たことがある。それだけだ。

でも、思うに

マザー・テレサなら多分、のび太のことをこんな風に見るんじゃないだろうか?

想像で書き出してみる。

・のび太は好奇心と正義感が強い子だ

・のび太は無駄な努力が好きじゃない

・のび太は常によりよい解決策を探している

・のび太は効率化やレバレッジに興味がある

・のび太は良い解決策を探して、常に高くアンテナを張っている

・のび太は素直に頭を下げて人にお願いすることができる

不利益を被るのは誰か?

のび太ママにしても、妖怪ウォッチのケータ君ママにしてもそうだ。

子どもがきちんと宿題することと、テストで良い点を取ることに、ママたちは異様にこだわる。


それが悪いことだとは言わない。

でも、僕が心配なのは、あまりにもそのこと”だけ”にフォーカスしすぎていないだろうか、ということだ。

質問。

宿題を忘れて怒られるのは誰ですか?

テストの点が悪くて将来、不利益を被るのは誰ですか?

解答。

子どもです。ママじゃない。

そうですよね?

自分の思う通りに子どもを動かそうと、コントロールしようとしないこと。

親に必要なのは、その姿勢とマインドだ。

かく言う僕もかつて、結構な子どもコントロールに熱心なパパだった。

反省を込めて。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。