昨日に引き続き、
『ゲームのやりすぎを心配するとき』
を読んでの話。
P.137の土井峻介さんの発言に
個人的にはハッとなった。
いまの30代、40代が小中学校の親の世代の中心でしょう。彼らは氷河期世代だよ。就職の厳しさには人一倍敏感な世代。将来、仕事がないよって話になるとドキドキしちゃう。
これは確かにそうかもしれないと思った。
僕は1994年に大学を卒業した。
思い切り就職氷河期2年目だ。
その僕らが今、親になっている。
就職氷河期世代だったからこそ、
子どもには就職で苦労して欲しくない。
そんな潜在意識はないだろうか?
でもよくよく考えてみれば――。
サークルの2個上の先輩たちまでは、
やれ商社だ、やれ銀行だ、と
山ほど内定もらって浮かれてた。
内定式の日は企業に拘束されて
豪華な接待を受けていた。
いわゆるバブル世代だ。
それが一気に掌返しの氷河期になった。
そんなもんじゃんね、企業も就職も。
たったそんなもんなんだ。
この先のことなんてわからない。
忍介たちが働く頃の世の中は、
僕らとは明らかに違うはずだ。
げんに忍介は鉛筆も持たず、
黒板にも向かずに、iPadで
レポートを送って高校生をしている。
登校なんてしやしない。
僕らにはあり得なかった図だ。
で、結局何が言いたいのか、って?
僕ら氷河期世代が今、親になっている。
その指摘は新鮮だなあ、と。
すみません、本当にただそれだけです。笑
今日も良い1日を。
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