生きていてね

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池上正樹さん、と言えば。

ひきこもり当事者の声を
取材し続けているジャーナリストだ。

その池上さんの弟さんが
ひきこもりの末に7年前
49歳で亡くなっていた、
ということは知らなかった。

ものすごくずっしり来る記事だった。

正直言って、読むのは辛い。

でもやっぱり多くの人に読んで、
知ってもらいたい。

そう思うので共有。

特に最後のこのくだりが響いた。

そうした中で、池上さんが最も強く感じるのは「生きていてさえくれれば」という思いです。

ある講演会に参加してくれた女性の当事者からの言葉。

「握手をして、“生きていてほしい”と言ってもらえませんか」

「生きていてね」と声をかけると、女性は「ありがとうございます」といいながら、大粒の涙を流しました。

この言葉を、弟にもかけ続けてあげられていたら。

「生きているだけでいい」という思いで、家族が接してあげられていたら。

生きる気力を失い、消え入るように亡くなっていった弟の命を、つなぎとめることができたのではないか。

そう思えてしかたがないといいます。

世間体もあるだろう。
働いて自立してほしいと
思うこともあるだろう。

でもね。
本当に大切なのはやっぱり命だ。

そのシンプルなところをね。

僕も、あなたも、この社会も、
もっと忘れないようにしたいですよね。

いや、本当に、本当に。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。