それを知って、たまに思い出してみる

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大変興味深い記事だった。

パントー・フランチェスコさんは
7年前に来日、日本の医師免許を取得し、
現在、慶應義塾大学病院やクリニックで
精神科医として診察にあたっている。

フランチェスコさんは、自分はイタリア人で「部外者」だからこそ、日本人の心の不調の裏側にあるものが見えると話す。

という内容だった。
ご興味ある方はぜひ全文を。

僕が一番刺さったのは

「苦手なことは弱点で、
弱点があるのは負け」

と日本人は考えがちだという指摘だった。

フランチェスコさんは小さい頃から
サッカーに興味が持てなかった。

日本の「セーラームーン」が好きで、
女子といつも遊んでいた。
男子から相手にされず、いじめにもあった。

でも母親にはこう言われた――。

〈自分の良さや自分のユニークなところを信じて〉

この言葉は、日本人へのアドバイスにもなるかもしれない。

「日本では組織の調和が重んじられるためか、自分の苦手なことや変わっているところは弱点だと、まるで悪いことのように捉える傾向があって、〈弱点があるのは負け〉と考えがちです。でも、弱点はむしろユニークな面だと、もっとポジティブに考えればいいと思います。大切なことは、自分を信じることです。そして自分しかできない能力を磨いておくこと。それが社会的な貢献につながるようになったら、ポジティブな評価になって自信が持てます」

「自分を信じる」

とは言っても、なかなかね、
特に参ってるときには本当に難しいと思う。

これは今、僕は自分に
言い聞かせていることなのだけど、、、

「弱点はむしろユニークな面だ」

世の中にはそういう考え方もあって、
そう考えて生きてる人だっているよ、と。

それを知って、たまに思い出してみる。

そうすることで守れる部分って、
やっぱり多少はあるんじゃないかな?

と思う次第。

あ、何言ってるのかわかんないですか?

わかんなければ流してください。笑

「本音と建前」「同調圧力」「感情労働」
「他者の視線」「作られた価値観」等々。

日本人の心の不調の裏側、
視点が面白かったです。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。