♪そうだ おそれないで
みんなのために
愛と勇気だけが ともだちさ♪というお馴染みアンパンマンの歌。
友達が愛と勇気だけって、
アンパンマン、ぼっち過ぎじゃね?なんて茶化す声もあるけど、
そのことはさておき。
っていうのは昔、一度書いたな。
今日は「親業」や「勇気」の話じゃない。
日本講演新聞10月9日号の社説、
『94歳、弟の分まで生きたやなせさん』
を読んだ。
ご存知、アンパンマンの原作者、
やなせたかしさんの話だ。
やなせさんの弟は特攻隊を志願した。
いわゆる人間魚雷「回天」だ。
そして任地に向かう途中、
フィリピン沖で敵の魚雷攻撃を受け、
乗員全員輸送船もろとも海に沈んだ。
記事のメインはその弟さんと
やなせさんの話だけど、詳細は割愛する。
僕は正直、アンパンマンのことは
よく知らない。
世代が違うからだ。
確かテレビ放送されるようになったのは
僕らが大人になってからだと思う。
だから忍介を連れて行った小児科の
待合室でチラッと見たことがあるくらいだ。
でもやっぱりちょっと違和感があった。
アンパンマンが自分の顔を食べさせること、
についてだ。
考えてみればなかなかに
「尋常ならざる行為」ではありますよね?
だからこの一節は結構、心に沁みた。
自分の顔を食べさせることに対して「残酷だ」という批判もあったが、「正義の味方が最初にやらなきゃいけないのはひもじい人を助けること」「正義を行う人は自分が傷つくことを覚悟しなきゃいけないんだ」という主張を貫いた。「戦争中に一番堪えられなかったのは飢えだった」と言うやなせさん。「子どもにとって一番大事なことは食べること。だから登場するキャラクターは全部食べ物なんだ」と。
正義の味方が最初にやるべきこと。
それはひもじい人を助けることで、
正義を行う人は自分が傷つくことを
覚悟しなきゃいけない――。
本当にそうだよね。
どっかの国の
「正義の味方であるべき人たち」
に毎日繰り返し言い聞かせてほしい。
まずひもじい人を助けること。
そこがスタートであるべきだ。
当たり前の話かもしれない。
でもちゃんと実行されてないよね?
そんなふうに思いました。
インボイス制度とか、つまらんことばっかり
こねくり回して始めたがる。
――と、これは別の話だ。
まあね、あとは「正義」という言葉も
簡単にふりかざすのは危ないけどね。
でも今にして思えばこれも
「昭和の良い香り」でもあったと思う。
「正義」そのものではなく
「味方」と後についているあたりに
そこはかとなく「謙遜」もあって……。
まあ個人的には清くて強い正義の味方より
ボヤッキーたちの方が断然好きだったけど。
って何が言いたいのか、収拾つかないや。
なので今日はこの辺で。
愛と勇気だけが友達さ〜♪
良い1日を。
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