言うだけならタダなので

 

 

 

ううぅ。悲報だ……。

近所の本屋さんが閉店すると知った。

特に並はずれて素敵なお店、ではなかった。

でも小さなカフェも併設されてて、
駐車場も大きくて、品揃えも多かった。

閉店、か……。

ああ、これから俺は日々、
どこの本屋に行けばいいんだろう?

って実は買う本の9割以上ポチっている。

「そんな今さら嘆くくらいなら
もっと本屋で本を買えよな」

とは思いつつも、やっぱり切ない。

中学生の頃から本屋は
僕の日常の一部だった。

部活の帰り。バスの待ち時間。
駅に併設されたちっちゃな本屋。

本当にちっちゃな店だった。

だからどこに何が置いてあるのか、
もう全部知ってる。

立ち読み大魔王だった。

特に新潮文庫の棚の本は全部、
裏表紙の説明文を読み尽くした。

コレットの『青い麦』とかね。

結局読まなかったけど、
思春期ド真ん中にとってはあの本を
手に取ってあらすじを読むことさえ、
恥ずかしくてコソコソした。

読めばよかったのに、と今なら思う。

14歳ならいざ知らず、53歳のおっさんには
絶対に読み通せない内容なんだから。笑

って例によって話が逸れた。

「びーんずネットで本屋さんやりたいな」

あ、言うだけならタダなのでね。
言っときます。

実は期間限定でポップアップショップを
やろうかな、と考えたりもした。

でも需要と採算を思うと
どうしても見送らざるを得ない。

ただ「夢は書けば叶う」と言うからね。

こうして書いておくことにしました。

ついでに。いつの日か。

地元の川崎フロンターレをスポンサーとして
応援できたらいいな、びーんずネット。

って今日明日自分たちが生きるのにも
こと欠くような売上なのにね。

でも言うだけならタダなのでね。
言っときます。

斜陽産業? オワコン?

何とも言わば言え。
あくまで俺らは本を作って売り続けるぞ。

アナログばんざい!

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。