カーリングママ

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毎度ながら、鴻上尚史さんの
「ほがらか人生相談」が素晴らしすぎる。

 AERA dot. (アエラドット)
19年間の子育てを間違ったと悔やむ47歳母親に、鴻上尚史が勧める「いましてはいけ...
https://dot.asahi.com/dot/2021072000069.html?page=1
「自分はカーリングママだった」と19年間の子育てを悔やむ47歳母親。「何か私にできるでしょうか」と問う相談者に、鴻上尚史がきっぱり勧めたこととは?【相談112】母1人子1人の母子家庭19年間の子育て。...

内容の紹介はしない。

ご興味ある方はぜひリンク先を。

僕が興味をもったのは、
「カーリングママ」という言葉だ。

子どもが失敗しそうになると、
先回りして失敗を回避させるような、
そんな親のことらしい。

氷上を滑る円形のストーン。
その前をブラシでごしごしこする。

ブラシでこすって思い通りの方向に誘導し、
位置をコントロールしようとする。

だから「カーリングママ」。
まさに言い得て妙だ。

子どもの不登校を経験する前は、
僕もけっこうそうだった。

目の前に石があれば、子どもがつまづく前に
その石をどけようとしていた。

今思えば過保護だったと思う。

話は戻るのだけど、鴻上さんの回答の
冒頭部分が響いた。

せいちゃんさん。自分が「カーリングママ」だと気付いたんですね。息子さんの不調の原因が「自分の育て方」だと結論したんですね。そして、それを息子さんに謝ったんですね。

素晴らしいことじゃないですか。

うん、
自分がカーリングママだと気付いたこと、
本当にそれが大きな一歩だと思う。

「やり直すのに遅すぎることはない」

という言葉もあるし。

その言葉を無責任な気休めと取るか。
芯から納得して真剣に向き合うか。

それは本人次第だ。

あ、自分に向かって言ってますよ。笑

今日は残りの人生の最初の日だ!

良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。