好奇心というものがあればこそ

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夕食後の団欒で。

どんな流れだか忘れたけど、
家族三人で話す中で
宗教やら原理主義の話になった。

忍介14歳に問われて僕が説明する。

僕の説明は毎度ながら公平性を欠くので、
うちの奥さんが横から訂正を入れる。

忍介がウィキペディアで検索して、
こう書いてある、と言う。

確かにそういう見方もできる。
でもウィキペディアの記述が全てじゃない。

そんなこんな――。

忍介は小学校三年生から
学校に行っていないし、以降
いわゆる「お勉強」は殆どしていない。

でも昨日ふと思ったのだけど、
何か疑問に思ったらすぐに
スマホでサッと調べている。

そのスピードがすごく早い。
会話しながら平気でポンポン検索している。

すごいなあ、と。

親バカ自慢に聞こえたらすみません。

でも本当に単純に、ああ、彼はこうなんだ、
会話しながらでもスマホで調べて、それを
会話に普通に入れられるんだ、と知った。

もちろん、さっと検索しただけであって、
そんなの知識とは言えない。ただの情報だ。

それでも忍介が戦争ゲームを通じて、
僕の知らない歴史のトリビアを知ってたり、
銃や兵器に異様に詳しいのを見るにつけ、

シモヘイへのことをご存知ですか?

2018.12.21

僕らの時代とは確実に「違う何か」が
進んでいる気もするし、一方で

ツールが増えて手軽になっただけで
本質は何も変わっていない気もするし、

そんなよくわからない気分のままで
今はいようかな、と思う自分もいる。

…って、
俺はいったい何が言いたいんだろう?笑

えーっと。

「お勉強」も大事かもしれない。
でも好奇心というものがあればこそ、
という気もする。

ジャンルは確かにいびつかもしれない。

でもこうして忍介の好奇心の芽に接して、
彼が身軽に情報にアクセスするのを見ると、
単純になんだか嬉しい。

そんな、14歳中三男子と
原理主義を語らった夜だった。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。