嬉しい悲鳴

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中学生のころ流行っていた
赤川次郎の小説が苦手だった。

(好きな人いたらゴメンナサイ)

何が苦手だったかというと、
一番は言葉使いだ。

「ペロリと平らげる」

のような、手垢のついた表現が
わんわん出てくるのが、
僕にはどうにもこうにもダメで。

そういう日本語が嫌いだ。

もちろん「嬉しい悲鳴」というのも、
嫌いな言葉ランキングには堂々入賞する。

ただ嫌いな手垢表現ではあるのけど
昨日はまさに、嬉しい悲鳴そのものだった。

朝日新聞全国版の朝刊で僕らの
インタビュー事例集の活動が紹介されて、

朝から注文がとんでもなく入ってきた。

これまでも何度か新聞で紹介されたけど、
破壊力は昨日のがダントツだった。

なにせ、制作もそうだけど
出荷も家内制手工業でやっている。

おまけに注文内容も、1冊単品から
2冊セット、3冊セット、5冊セット、
そしておはなしワクチンとの組合わせと、
いっぱいパターンがある。

セットや組み合わせの内容によっては
便を分ける必要もあって、
そうすると伝票出力も複数になる。

そういう換算もしながら伝票出して、
納品書と伝票とをカルタ取りして、
内容確認しながら封入していく作業。

――数が多いとけっこう大変なのだ。

午後から夫婦で頑張るも追いつかず、
昨日の出荷は叶わず。

昨日注文のみなさま、申し訳ございませんが
今しばらくお待ちください……。

しかし、こうして沢山の人に求めてもらえて
やっぱり嬉しい。幸せなことだ。

事例集読んで勇気感じてもらえたらいいな。

今日もがんばろう。

良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。