こうはなりたくないよね

 

 

取材のために前泊して今朝は新潟県にいる。

昨日の午後の新幹線でここに来た。

その新幹線の車中。

途中から乗り込んで来たおっさんが
僕の隣に座った。

二人がけの席で、
僕が廊下側、おっさんが窓側だ。

乗り込んで来たときから嫌な予感はしてた。

そのおっさんの風態・物腰からして
「あ、これはもしかして……」
と思っていた。

そしてその悪い予感は完璧に的中した。

おっさん座るなり、文字通り
「盛大に弛緩」したのだ。

盛大に弛緩。

両脚はまるで軟体動物のように
だらしなく、グニャリと大きく横に開く。

そしてクーデター部隊が議事堂を
速やかに制圧するかのように
腕が小さな肘掛けを一瞬で占拠する。

一体、なんでおっさんって
いつもいつもこうなのかね?

肘掛けからおっさんの腕が数センチ以上、
ゆうゆうと越境して僕の脇腹に当たる。

脳内でひっきりなしにアラートが鳴る。

「国籍不明機が領空侵犯中!
即時スクランブル発進せよ!
警告に従わざる場合、撃墜も可!」

もちろん、平和主義の純ちゃんは
警告したり迎撃したりなんかしない。

んでもって、おっさんってば。

ぐうぐう寝てるのかと思えば、
さにあらず。

目の端でチラッと見れば、
おっさん両手の指先を組んでいて。

左右の親指の先をトントン、
リズムを取って楽しげにくっつけている。

要するにゴキゲンなのだ。

ったく腹立たしいことこの上なかった。

何が言いたいか?

こうはなりたくないよねと。
戒めとして。

これからの季節、コートを着る機会も多い。

電車の中で隣りあわせて座った人で、
おっさんはもとより、ときに若い女性でも
コート着た肩が弛緩しきっている人もいる。

かわいそうな純ちゃんが肩をすぼめる
筋トレをする羽目になることも多い。

わかりやすくおっさんを例に出したけど、
実はこれ、属性の問題じゃない。

要するに、個々のメンタリティの話だ。

こうはなりたくないよねと。
戒めとして。

隣に人がいるのに盛大に弛緩しちゃダメ。

ゆめ忘るるなかれジュンイチよ。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。