早起きした日は読書!
ということで読んだ。
特に「Ⅱ 親子の和解と修復のものがたり」
は、とても良かった。
- 基本になること
- 親が変わるとき
- 話を聴くこと、話をすること
- 親が心すること
改めて「そうだよね」と思うことが満載で、
不登校ひきこもりに心が迷うときには
繰り返し読みたい一章だと思った。
ページを折った箇所だらけなんだけど、笑
個人的に一番印象的だった箇所を紹介。
何を迷っているの?という問いかけ
人の話を聴くのは、難しいことだ。
とくに学校の先生は人の話を聴けない、
と内田さんは言う。先生という職業は、
質問されると答えを言いたくなる人たちだ。
そして親にもそういうところがある。
「どうしたらいいと思う?」
と聞かれると、ここぞとばかりに
自分が思うところを言ってしまう。
そうして話の腰を折ってしまう。
話を聴くというとき、聴き続けるためにとても大事なポイントがあります。人が「どうしたらいいと思う?」というときは、話の分岐点にきて、どちらの話にするか迷っているときです。そういうときは「なにを迷っているの?」と聞いてあげるといいですね。
どういうことかと言うと、、、
例えば服を選ぶ時。
「これ似合うと思う?」
と聞かれたとする。
そこですぐ「似合うよ」と返すのではなく。
「なにを迷ってるの?」
と質問をしてみる。
すると、色なのか形なのか値段なのか、
当人がなにに迷っているのかがわかる。
これは、確かにそうだなあ、と。
自分で整理できるようになる
僕なんか質問されると条件反射で
答えてしまうのだけど(先生&親タイプ)、
一呼吸置いて逆に質問してみる。
これは新鮮だった。
子どもが学校に行きたいのに行かれないなんていうのは、迷いの最たるものです。そのとき、親や学校の期待に応えて「行かねばならぬと思う意識」と、自分の心に聴いて「行かれないと思う意識」と両方あるわけです。行きたいけど行かれないというのは、相反することをいっているわけですよね。
そういうときに、「なにを迷っているの?」と聞かれることによって整理がついてくる。そういうことをくり返していくと、子どもは自分の問題を自分で整理し、解決への道筋=自分の本音に近づいていくことができるようになるわけです。
親が答えを指示しない。
親がしっかり話を聴けるようになると、
子どもは自分で整理できるようになる。
「なにを迷っているの?」
どうしたらいいと思う?
の問いに対して、この逆質問が
スッと出せるようになりたいと思った。
たぶん難しいだろうけど。笑
今日も良い1日を。
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おはようございます。
そう言われてみると聞いているようで聞いてないし待てないですね…
何を迷ってるの?
しっかり傾聴したいと思います。
ありがとうございます^ ^
そうなんですよね、聞いているようで聞いてないし待てない。
ここぞとばかりに質問に答えてるよなあ、と。笑
他の箇所もすごく良かったですが、個人的にはここが一番印象的でした。