不登校支援。何をどう支援するの?

 

 

 

前にも書いたことだけど、

「不登校支援」って言うけど何を支援するの?

2025.04.16

どうしてもひっかかる。
なのでもっかい書く。

不登校支援。

コレ、実に不思議な言葉だと思いませんか?

何をどう支援するのか?

かわいそうな不登校の子たち。

彼らが元気に学校に戻れるようにすること。

――じゃないよね?

でもそういう文脈で捉えている人、
たぶん潜在的にはめちゃ多いよね?

かわいそうな不登校の子たちを
学校や教室に戻すこと、じゃない。

そうじゃない。

安心して不登校のままでいられる。

そう支援すること、であるべきだ。

前に書いた自分の文章を引用する。

不登校で傷つく親子をサポートする。

不登校によってこうむる不利益を
最小限にするよう努めていく。

それが「不登校」の「支援」だと思う。

究極の目標は傷つく親子と
不利益をゼロにすること。

つまり学校は
行っても行かなくてもどっちでもいい。

そのことで傷つく親子もいない。

甘えだ、怠けだ、弱さだという
社会全体の偏見もなくしていく。

それが本当の意味での
不登校「支援」であって
不登校「対策」なんじゃーないのかな?

大きくて高い理想ではあるけれど。

不登校の子を減らそう、じゃない。

数の問題じゃないのだ。
不登校はどんどん増えて構わない。

不登校によって傷つく子を減らそう。
不登校で不利益を被る子を減らそう。

「減らすべき」を向ける矢印はそっちだ。

なんか今、引用してみても思う。

あれ?

もしかして俺、
めっちゃ浮いたこと言ってる?って。

どうなの?

不登校は増えていいよね。

ただ不登校で傷つくこと、
不登校で不利益を被ること。

それは断固、減らさなきゃいけない。

そーゆー共通認識って、この社会は
ちゃんと持ててるかしら?

ちゃんと持ててる?

はなはだ心配。

本当に思う。不登校支援。

「何をどう支援するの?」

ちゃんと言語化して共有したいです。

今日は真面目版の純ちゃんでした。

良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。