「お家の居心地が良すぎるんじゃない?」
子どもが学校に行かない状態が続いていると、
周りからこんなことを言われることがある。
そうか。
家の居心地が良すぎるのか。
つまり、私の接し方が良くないのか……。
そうやって自分を責めてしまう。
そんなことってありませんか?
でもコレ。
よくよく考えてみれば
おかしな話だと思いませんか?
確かに家の居心地はいいんだろう。
でもそれは親を責める話じゃない。
日々、一生懸命の学校の先生たちには
大変申し訳ない話だけど、、、
でも事実だから言う。
問題は――。
むしろ学校の居心地が悪すぎることだ。
居心地が決定的に悪すぎる
だから学校に行かないんだよ。
生物の本能としてあたり前の反応。
ひきこもりについても同じ話で。
お家の居心地を問うのではなく。
会社の、社会の、
そっちの居心地の悪さに目を向ける。
問うべきはそっちであるべきだ。
個人や家庭の責任に帰するのではなく。
ということで。
「お家の居心地が良すぎるんじゃない?」
そんなことを言われても
あなたが傷つく必要は1ミリもありません。
僕は、私は、ここにいていい。
少なくとも家の中には「敵」はいない。
そういう安心な状態を保てていれば、
いつか何かが動くときがあるかも知れない。
ないかも知れない。
でも動かなくたっていいじゃないですか。
家で安全に安心して
居心地良くいられるのであれば。
子どもがそれで幸せであるならば。
子どもに無理をさせて
「幸せでない道」に親が仕向けること。
シンプルな話、
それはやっぱりやめませんか?
お家の居心地が良すぎる。
むしろこれ、
最高の褒め言葉と受け取りましょうよ。
今の僕はそう思います。
もちろん、息子が不登校になった
当初は全然そう思えなかったけど。
でもだからこそ、書いてみました。
今日も良い一日を。

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