ワークショップで
人前でプレゼンするらしく。
朝起きると我が家の大学生が声に出して
リビングで予行練習をしている。
聞いて感想を教えてくれ、
というので聞いて、感想を述べた。
いや、なかなかだった。
って毎度ながら完全に親バカですが。笑
彼は今やこうして大学生になって。
学業に、サークルに、充実した毎日だ。
僕はもう現役の不登校生の親ではない。
ふと、そのことに寂しさを感じたりもする。
でもそういう意味では――。
本当は5年前のこのときが
不登校生の親の卒業だったのかも知れない。
つまり息子が義務教育を卒業した段階。
それが僕のそのときだった。
(読み返すと懐かしいな)
まあでもその後、通信制高校に在籍して
コロナも相まってがっつりひきこもった。
家から一歩も出ない万年自宅警備員。
お約束の昼夜逆転ゲーム三昧。
昔のこのブログを読んでもらえばわかる。
それはもう、なかなかのものだった。
なので「不登校生の親」気分としては
中学卒業後もかなり現役だった。
何が言いたいか?
こういう活動をもう7年もしているから、
横目で見ていてもいろいろある。
現役時代に不登校の活動をしていても、
自分のお子さんが不登校を卒業すると、
活動自体をやめていく人も多い。
別にそれが淋しいとも思わない。
ある意味、自然なことだとも思う。
でも僕はきっと、この先も
この活動を続けていくだろう。
なぜか?
不登校をきっかけに、
大きく変化していく人の姿を
見るのが好きだからだ。
なにより自分が大きく変わった。
変わるときは、それはもう苦しかった。
過去の自分を全否定された。
そんな思いも抱えながらの変化だった。
でもその有象無象を超えて。
本当に新しく価値観を組み替えられた、
その感動は実に巨大だった。
二次元だった世界が三次元になった。
モノクロだった視界が総天然色になった。
そんな感動があるのだ。
それを一人でも多くの人に
味わってもらいたい。
だから自分の子どもの状況に関係なく、
きっと続けていくだろう。
それに嬉しい手紙やコメントを日常的に
もらえるんだよね、この活動をしていると。
その嬉しさがもう、何物にも替え難くて。
本当にありがたいです。
ということで、、、
みなさんにとって、以前と比べれば
我が家の例は参考になる部分は
どんどんなくなってますが、
僕は続けます。
引き続きよろしくお願いします。
今日も良い1日を。

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