「覚醒した親」を増やしたい

 

 

 

「覚醒」という言い方がある。

今年の我らが川崎フロンターレでいえば!

まず3戦連続2ゴールのFW、山田新。
そして攻守に無双なDF、佐々木旭。

この2人はまさに「覚醒した」
という言葉がぴったりな印象がある。

そしてなんでまた「覚醒」
なんていう言葉が浮かんだか?

これまた強引と思われるかもしれない。

でも不登校の子を持つ親にも
覚醒の段階ってあると思うからだ。

迷いから覚める、その段階。

もがき、苦しんだからこそ至れる、
次のステージ。

ドラマティックにそうなる人もいる。

でも大体の場合は、行きつ戻りつ、
でも「気づいたらある日そうなっていた」
という感じなんじゃないかな?

悟りの切符を持っている。

それは不登校の子を持つ親の
ある種、特権だ。

ただしその悟りの切符を持ってることに
気づいているかが大事で。

自分にババ抜きのジョーカーが
回ってきたと思っている限り、
残念ながらあなたは幸せにはなれない。

確かに今はババにしか見えないだろう。
でもそのカードは決してババじゃない。

これが実は自分自身の人生を変えてくれる
通行手形、パスポートだったりする。

そう思えてくると見える景色が変わってる。

もちろん、行きつ戻りつでいいんです。

あなたは悟りに至る切符を持っている。

不安や心配もあるだろう。
でも人生変える通行手形持ってるのだから。

まず顔を上げて過ごしましょ。
大丈夫マイフレンドを唱えましょ。

腫れ物扱いなんてしなくていい。

ただ子どもと過ごす日々を愛おしみましょ。

子どもと一緒に過ごす時間、
それは思った以上に短いのだから。
(本当です。あっという間に大きくなる)

そういう暮らしを続けている中で、
ある日迷いから覚めている自分を見つける。

そう、「覚醒した不登校生の親」の誕生だ。

ハッピーバースデー・トゥ・ユー
ハッピーバースデー・トゥ・ユー♪

僕は教育制度をどうこうしようとか、
子どもの居場所をなんとかしようとか、
そういうことに正直、情熱を持っていない。

そうではなく――。

僕が何に情熱を持ってるかと言うと、
自分含め、一人でも多くの人が
自分らしく生きるようになる、
その手助けがしたい。

もっとわかりやすく言うと、
「覚醒した不登校生の親」
を一人でも多く増やしたい。

なぜか?

いろんなやり方や道があると思う。

でも覚醒した親を一人でも多く増やす、
そのことこそが、一番この社会を
大きく変える「近道」だと
個人的に思っているからだ。

……なあんて。

思わず大演説しちゃった。

恥ずかしいのでこの辺でやめます。笑

佐々木旭ラララララ〜
佐々木旭ラララララララ〜
熱いハート燃やせよ旭
佐々木旭さ〜♪

来年レプリカユニは背番号5にしようかな。

というくらい佐々木旭ラブな今の純ちゃん。

土曜日は残念だったけど、9月の連戦、
ほぼ全部応援行くから頑張れフロンターレ。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。