雲の向こうはいつも青空、という言葉を知ったきっかけ

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松川さんは当時、
たぶん40代後半くらいだったと思う。

スラっとした、とてもお綺麗な方だった。

めっちゃ関西人でもあった。

早口で明るく、営業が天職みたいな人で
まあ、キャラの立った人だった。

確か「座右の銘」みたいな、
お気に入りのひと言を
披露しあうという機会があったとき、、、

僕が何を挙げたのかは、
すっかり忘れてしまった。

でもそのとき松川さんが挙げた言葉は
よく覚えている。

「雲の向こうはいつも青空」だった。

へえ、松川さん意外!

と思って、
この言葉がものすごく印象に残った。

もっと言うと完全に頭にこびりついた。

雲の向こうはいつも青空。実にいい言葉だ。

調べてみたら『若草物語』を書いた
ルイーザ・メイ・オルコットの言葉だった。

そして、まさか、それがね。

20年近く経って、よりによって
不登校のインタビュー事例集の
タイトルになるとはね。

あのときは全く思わなかったなあ。

今さらですが、ありがとう松川さん。
っていうか、お元気ですか?

――という思い出話なんでした。

この話、もしかしたら
前にもこのブログで書いたかも知れない。

でも検索してみてもないようだから
書き留めてみた。

その、不登校インタビュー事例集、
『雲の向こうはいつも青空』。

新しい号も出ました。

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今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。