「不登校になれてよかった!」
と思う人はまあ、まずいないと思う。
そうですよね?
なのでこの書き出しは
なかなかに衝撃的だと思う。
以前もこのブログで紹介した、登進研代表
荒井裕司先生編著の『不登校の歩き方』。
そのプロローグ部分が東洋経済オンラインで
全文紹介されている。
この本、本当におすすめデス。
気になっているけどまだ読んでない、
という方はぜひこの記事読んでみてください。
今朝改めて読み返してみてひとつ思った。
学校に行けない「原因」を深掘りしない。
これ、実は親にとっては一番難しいよね。
っていうか絶対に原因探しをしてしまう。
僕も息子が不登校になったとき
まず最初にしたことは原因探しだった。
→ 原因があるから学校に行けない。
→ 問題を解決すれば行けるようになる。
という思考だ。
「ビジネス脳」であればあるほど、
そうなると思う。
でも今にして思う。
そうじゃないんだよね、と。
たとえばなぜ子どもは
いじめのことを親に言わないのか?
という問題。
これも記事を読めば、本当に納得できる。
なぜなのかは実際にお読みいただくとして。
「ここだよなあ」とつくづく思った。
そんなとき親はどうすればいいか。原因を過去にさかのぼって取り除くことはできないわけですから、子どもの心に突き刺さったトゲの痛みを理解しようとすること、そのつらさに寄り添うことが大切です。
「ああ、そうだったの。つらい思いをしたのね」となだめてくれ、「大丈夫、人生にはいろいろあるからね」とゆったり受けとめてくれるような相手であれば、きっと子どもはきっかけを打ち明けてくれるでしょう。
そうだったの。つらかったね。
大丈夫、人生にはいろいろあるから――。
→ 痛みを理解しようとすること。
→ つらさに寄り添おうとすること。
胸に・深く・銘記!!!
今日も良い1日を。
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