「学校は行くべきところ」
「行かないなんてことは絶対許されない」
そういう固定観念がある。
その自分の思考のレールから抜け出せない。
それが、不登校の子を持つ親の
実は1番の辛いところだよね。
「ああ、俺もそうだったなあ……」
小学3年生だった息子が不登校になった時。
「学校は行くべき場所」
やっぱりそれを信じて疑うことはなかった。
当時の自分を重ねつつ読んだ。
夫は単身赴任。二人の子が不登校。
孤独の中、パニックになったFさん。
でもFさんは結果的に夫に救われる。
「実は夫の弟が不登校を経験していたんです。なので、私と夫では不登校に対する考えが違っていました。夫は、不登校を経験しても、その後幸せに暮らしている弟を身近に知っているので『行きたくないと言うのに無理に行かせる方が、嫌な思いが募るよ』って何度も言っていました。『好きなことをいっぱいやらせよう。学校を休んで好きなことたくさんさせればいいじゃん』とも説得されて、そのうち私も『やってみるか。行かなくていいっていう言葉を信じてやってみよう』ってなりました。気持ちの転換点だったと思います。」
これだよね。これ。
夫は、不登校を経験しても、その後幸せに暮らしている弟を身近に知っているので『行きたくないと言うのに無理に行かせる方が、嫌な思いが募るよ』って何度も言っていました。
不登校を経験してもその後、
幸せに暮らしている人はいる。
そういう人のことを僕ら知らない。
そうですよね?
そういう人のことを僕ら全然知らない。
だから不安になる。
本当に話はある意味、単純なのだ。
知らないから不安になる。
「だったら、たくさん知ればいい」
それが元々の原動力でもある。
僕らが出版する不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』のことだ。
「だったら、たくさん知ればいい」
知れば知るほど、不安は安心に変わるから。
ずっとこれを言い続けてるんだけど、、、
誠に残念ながら僕らが思うほどには
売れてないんだよね、この本。
「なぜこの本を読もうとしないのか?」
「不登校の子を持つ親ならマストでしょ?」
正直、僕は理解に苦しんでいる。笑
本当にすごく良い本なんです。
身近な人の身近な不登校の話。
等身大の事例がたくさん載ってます。
身近な人の話は安心と勇気に繋がります。
もしあなたがまだ読んでないのなら、
今すぐ全巻まとめ買いするべきです。
知ることで和らぐ不安がある。
「だったら、たくさん知ればいい」
本当に・単純に・そう思いませんか?
あなたに届くといいのですが。
今日も良い1日を。

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