勤労少年、遅刻する

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昨日は朝からうちの奥さんは
Zoomで心理学のセミナーで、
僕は原価の計算やらあれこれの
シミュレーションをしていた。

週末、昼はバイトの予定が入っている
我が家の16歳。

ふと気がつくと
車で送ってほしい、と声をかけられた。

11時からのシフトを寝過ごしたのだ。

時計を見ると11時15分。
歩けば10分ちょっとの距離だけど、
車で送ることにした。

「遅刻は信用失うぞ」
「次から寝過ごさないための対策は?」

以前の僕ならきっと、
そんな小言を吐いていたと思う。

でも何も言わなかった。

そんなの本人が一番わかっている。

今、それを言ったところで
何かが変わるわけでもない。
だいいち、僕の問題じゃない。
彼の問題だ。

全く何も言わない自分に少し驚きながら、
そんな自分がなんだか嬉しかった。

無言の車内。

少しだけエンジン音が高かったことに、
勤労少年は気づいたろうか?

今日もアルバイト頑張れ。

良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。