ソンナ時間アッタラ早ク仕事シロ

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窓を開けて換気しつつ部屋の掃除をして、
ラジオ体操してから仕事に取り掛かる。

というのが僕の朝のルーティンなんだけど、
昨日はラジオ体操が終わると、
リビングにいた18歳が話しかけてきた。

「ねえ、お父さん。
ナチスってどうやって政権を取ったの?」

カチャ!

仕事に取りかからなくちゃと思いつつ、
思い切りスイッチが入ってしまった。

ドイツ第三帝国は世界史好きにとっては
避けては通れないネタだ。
ミュンヘン一揆から全権委任法まで
熱く語ってしまった。

ソンナ時間アッタラ早ク仕事シロ。

という昨日からのコダマは常に
頭の中に響いていたけれど、一方で――。

息子とこうやって語らえる時間は、
人生にあとどれくらいあるのだろう?

そう思ったら、仕事に取り掛かるのが
ちょっとくらい遅れようがなんだ!

と言い訳しつつ、でもだらだらと
楽しくダベッてしまいましたとさ。

今日は確定申告「も」やるよ。

「も」だけど。たぶん。笑

良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。