待つって何もしないことじゃない

 

 

「いつまで待てばいいの?」
「先に死ぬのは親なんだから」

そういう思いは、不登校の子や
ひきこもりの子を持つ親なら
きっと持つだろう。

「”待つ”って一体何を待つのか?」

その本質がよくわかる、
とても良い記事だった。

短い記事だ。

でもキリッと簡潔に締まった、
とてもわかりやすい内容だった。

なので「待つ」に悩んでいる人は全文ぜひ。

って書いてもね。

みんな読まないよね。笑

でも僕のブログのみなさんには
この記事はどうしても読んでもらいたい。

なので少しだけ引用する。

『待つ』って何もしないで待つわけじゃない。親子での信頼関係が構築されるのは、家庭の中が安全・安心な空気に変わった瞬間。『ちょっとうちの親変わったな』って(子が親に)今まで言えなかったことや、嫌なことは嫌と言えるようになるっていう瞬間なんですよね。そういう何でも言える空気をどう作り出すかを考えていくことが必要で、ずっと待っているだけでいいという話では全くないです。

本当にね。

「”待つ”と”放置”の違いがわからない」

そう嘆く不登校の子を持つ親は多い。

でも待つって何もしないことじゃない。
それが本当に腑に落ちる内容だと思う。

そして記事の後半に出てくる、
池上さんから親への具体的な
6か条のアドバイス。

これも、本当にその通りだなあと。

「今日は快晴だよ」

そう親が子どもに声をかけることすら、
わざとらしく言うと変な言外の意味を
生み出すから要注意。

これも苦しんでいる当事者の気持ちを
知り尽くしてるからこそだなあと。

しみじみ、しみじみ、思った次第。

 焦りにうちひしがれそうになったら…。「同じ経験をしている家族同士で交流して悩みを分かち合うことで気分転換になり、元気をもらえる。ホッとして幸せそうな表情で帰宅する親を見て、親に迷惑をかけていると自分を責めていた子も罪悪感がなくなると思います。親が幸せになることが一番です」

まず親が幸せになる。
びーんずネットのスローガンでもある。

言葉にすると、簡単なことだ。

でも実際には、苦しく辛い状況にあると
それすら難しく感じることもある。

だから同じ思いを持つ「仲間」も必要で。

繋がり、ぜひ作ってください。

今日も良い一日を。

P.S.
来月の川崎の講演会と大阪での散歩会(残り1名)、お申し込み受け付けてます。よろしければ。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。