「待つわ」は重い

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前半を終了した時点でスコアは0-2。

昨夜、僕は神奈川県川崎市中原区の
等々力競技場のバックスタンドにいた。

コンサドーレ札幌を迎えてのゲームだ。

前半を見る限り、まあ散々だった。

そして2点差という点差は、
サッカーを知る人なら
相当に厳しいこともわかると思う。

札幌の方が数段、調子も良く見えた。

でもきっと僕も含めてだけど、
昨夜ハーフタイムにスタジアムにいた
フロンターレサポーターは全員、
確実に「待っていた」と思う。

なんせここは「等々力劇場」という、
信じ難いドラマがこれまで数多く
繰り広げられてきた場所なのだ。

「後半はきっと何かある」
「絶対にやってくれるはず」

静かな期待がスタジアムを覆っていた。

そして時は来た。

後半22分に、脇坂泰斗。
後半26分に、佐々木旭。

劇的なゴール二発!

やっぱ俺らのチームは応えてくれる。

もう雰囲気は最高潮だった。
「等々力劇場」まであと一歩だった。

トドメを刺し切れなかったのは、
くれぐれも残念だけど、
でも「待った甲斐あったなあ」と。

ウキウキしながら帰った。

話は大きく変わって。

「待つ」ということで言えば、、、

不登校の親あるあるの話でもある。

「いつまで待てばいいのか?」
「見守っていれば本当に動き出すのか?」
「見守りと放置の違いがわからない」

などなど。

昨日午前中は「不登校の先にあるもの」
のオンライントークイベントに
夫婦で参加させてもらった。

印象に残ったのが、きのっちさんこと
元不登校生の木野村聡さんの言葉だった。

細かい話の流れは忘れてしまった。

でも親から子どもへの声の掛け方、
誘い方について、きのっちさんが

「恋愛に例えて考えたらどうですか?」

という提案をした。

確かに、そうかも。

そして終わった後、うちの奥さんと

「この待ち方は特に重いよね」

と話したのが「あみん」の名曲、
「待つわ」だった。

私待つわ いつまでも待つわ
たとえあなたが振り向いてくれなくても
待つわ(待つわ)いつまでも待つわ
他の誰かにあなたがフラれる日まで

確かにこれは一番キツいよね。

不登校の子にとっては。
(いや、人類全員かな?笑)

重いし怖い。

じゃあどうすればいいのか?

「待たれる立場」

になってみれば、わかりやすい。

つまり「あみん」の真逆をやれば
いいんじゃないかな。

要するに「待たない」ことに
尽きるんじゃないかなと。

これまた話が逸れるんだけど、

「待つ身が辛いかね?
待たせる身が辛いかね?」

という太宰治の名言もある。

待つ身が辛いか、待たせる身が辛いか

2019.01.10

↑この話は実に面白いので、
お時間ある方は、よろしければ。

あ、フロンターレに関して言えばね、
僕は基本的にいつも待ちますよ。

2点差上等!

さあ行け!フロンターレ
アレオーオオ、アレオーオオ
川崎フロンターレ!
アレオーオオ、アレオー♪

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。