向いている方向としては決して逆ではない

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ゴディバとブラックサンダー、
双方に聞いた記事が面白かった。

 

「日本は、義理チョコをやめよう」

そう新聞広告を出したのはゴディバだ。

そもそもバレンタインは、純粋に気持ちを伝える日。社内の人間関係を調整する日ではない

もともと日本にはギフトで相手に
尊敬や感謝を表現してきた文化がある。

ただ最近の義理チョコは
良い意味での日本らしさが消えている。
義理チョコが義理でなく「義務」チョコに
なっていやしないか、と。

ゴディバ・ジャパンの
ジェローム・シュシャン社長はそう話す。

ギフトをやめようということではなく、
その意味を考えてほしいという問題提起だ。

一方で――。

「一目で義理とわかるチョコ」

という打ち出し方をしているのは
ブラックサンダーだ。

日頃伝えにくい感謝の気持ち。
それを伝えるきっかけとしての
義理チョコ文化を
ブラックサンダーは応援している。

義理チョコは人々を幸せにするのだ、と。

そう話すブラックサンダー(有楽製菓)の
河合辰信社長のこの言葉が印象に残った。

「大事なのは義理か本命かではなく、どんな思いがあるか。思いがないのに渡すことを強いるのはやめよう、という考えではゴディバさんもうちも同じ。むしろゴディバさんと同じ方向を向いているとわかってうれしかった」

「義理チョコをやめよう」と
「一目で義理とわかるチョコ」。

なんか、一見真逆に見える構図だ。

でも、思いがないのに渡すのを強いる、
それはやめよう――その部分では同じで
向いている方向としては決して逆ではない。

この部分がなかなか良いなと思った。

まあ、とはいえ、でも、やっぱり……。

個人的には特に職場の義理チョコは
なくていいかな、とは思うなあ。

単にチョコレートが苦手なだけ、という説も
なきにしもあらずではあるのだけど。笑

いずれにせよ。

バレンタインデーの主役は「渡す人」で、
渡す人が楽しいか、嬉しいか。
やっぱりそこが大事じゃないかなと思う。

感謝の気持ち。

あなたはどう伝えますか?

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。