この春、自信を持って送り出します

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現在は会社員として働きながら、
趣味の猫グッズ製作の活動もしている
風芽美空さん。

小学3年生から中学3年生までの7年間、
不登校だった。

30年前の話だ。

そして学校に行かないことで、美空さんは
ありとあらゆることを大人から言われた。

「社会は冷たいところだ」
「そんなんじゃやっていけない」
「お金稼げないよ」
「足元すくわれるよ」
「お先真っ暗だよ」
「舐められるよ」
「ロクな仕事につけないよ」
「ちゃんとした大人になれないよ」

中学校の担任の先生は毎日家に来ては
「明日は来い」「明日は来い」
とガーガー怒鳴った。

「お前が学校に来ないことを、俺は
みんなになんて説明すればいいんだ?」
と怒られた。

中学3年生になると、
「高校にだけは絶対に行け」
と誰も彼もから散々言われた。

でも高校に行く意味が全くわからなかった。

「行く意味がわからないから行きません」
ひたすらそう貫いた。

根負けした学校が、ハローワークと連携して
就職先に地元のレストランを紹介してきた。

もちろん就職だって嫌だった。

でも断ってしまうと、
学校としての信用がなくなってしまい、
今後の後輩に迷惑がかかる。
だから断ってはいけない。

そう言われ、中学卒業後
15歳でしぶしぶ働き出した。

でも実際に社会に出て働いてみたら――。

大人たちが言っていた世界とは
どうも、様子が違う。

来週発売のびーんずネットの新刊、

『7年間の不登校から
15歳で飛び込んだ社会は、
思っていたよりあたたかかった』

の話だ。

実際に社会に飛び込んでみて思ったこと。

夢を追いかける中で、不登校時代の
トラウマと向き合う決心をしたこと。

支援団体のボランティアスタッフとして、
不登校の当事者・保護者の方々との
たくさんの出会いを通じて感じたこと。

美空さんがこれまでご自身の
ラジオアプリで語ってきた内容を今回、
「不登校」を軸にして1冊の本にまとめた。

ここからは個人的に感じていることを書く。

僕が特に素晴らしいと思っていること。

それは美空さんほど沢山の
不登校当事者や保護者と会っている
元不登校生はいないという点だ。

不登校当事者や保護者、支援者をキャストに
不登校をテーマにした自主制作映画の
プロデューサーも務めた。

10年以上、ボランティアスタッフとして
様々な当事者や保護者の声も聞いている。

だからこそなのか。

不登校・ひきこもり当事者や
保護者に対する視線と語り口は、
あくまでも、どこまでも優しい。

そして良い悪いを単純に決めつけない。

決して知ったかぶりや背伸びをしない。
あくまでも自分の中から出てきた
言葉や思いをわかりやすく
シンプルに、まっすぐ伝えている。

それが、ものすごぉぉーくいい。

もう一回言っちゃう。

それが、ものすごぉぉーくいい。

と思って、書籍化にこぎつけました。

正味2年もかかっちゃいましたが、、、

という、個人的にはとても
思い入れのある1冊です。

この春、自信を持って送り出します。

すべての当事者、保護者、
支援者の人たちに読んでもらいたい。

『7年間の不登校から
15歳で飛び込んだ社会は、
思っていたよりあたたかかった』

前半は美空さんの経験談をメインに。

後半はこれまでに出会ってきた
不登校当事者や保護者とのこと、
そして今にして思うことをメインに。

ギュッとまとめた1冊です。

もちろん全編素晴らしいのだけど、
「親目線」という意味では特に第4章の

「SOSを出さなかった理由」
「どうしても無理な保護者」
「残念ながらお母さんは成功しません」

このあたりはものすごく
グッと入ってくる話だと思ってます。

目下、絶賛予約受付中です。
こちらからぜひ。

いや、本当に良い本ですよこれは。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。