僕にはこれしかなかった

毎月、定期購読の会報誌を作り、
隔月でニュースレターも作る。

その合間、合間に書籍も作る。

年柄年中、編集をしている。

でも編集作業は苦じゃない。

思い返せば、小学生のころから
自分で手作りの雑誌を作って
無理矢理、家族や友達に見せていた。

大学卒業した後も、仲間と交代で
内輪のニュースレターを作ってた。
さすがに一年も続かなかったけど。

要するに好きなのだ。

「好きなことばかりしてちゃ、
生きていけない」

ずっとそう思ってきた。

「嫌いなこと、苦手なことにも
耐えなきゃ、生きていけない」

ずっとそう思ってきた。

今、立派に稼げているかというと
正直、微妙なところだ。

でも僕にはこれしかなかった。
本当にやりたいと思うことは。

2018年。
会社員を辞めて、丸裸になった。

もう後には戻れない。
どこにも帰る場所もない。

四方八方、見渡す限り何もない。
焼け野原に一人。そんな気分だった。

いやあ、思い返せば心細かったな。

そして金子純一齢46歳にして、
初めて心からやりたいと思ったのは
妻が始めたびーんずネットの活動を
自分の「仕事」にすることだった。

やるしかないじゃんね？

お金になるかならないかとか、
そんなん関係なく。

だから全力で強引にこれを仕事にしてきた。

今もおっさん無我夢中でやっている。

幸いなことに少しずつではあるけれど、
セミナーに人が集まり、
本も売れるようになってきた。

「これをやり続けたい」

心からそう思っている。
だから毎日頑張れる。
地味で時間もかかることであっても。

何が言いたいか？

いや、そんな感慨をふと感じたのでね。

備忘録代わりに残しておきたい。
それだけでアリマス。

さあ、今日も編集頑張るぞ。

「おー！」

良い1日を。

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