笑顔を基準に

 

 

学校に行かないのはわかった。

それはもういい。

でも学校に行かないんだったら、
フリースクールには行ってほしい。

全日制があわないんだったら、
通信制に転学してほしい。

――というのが、
親の率直な気持ちだよね?

とにかく家にこもりきりなのは良くない。
家族以外の誰とも話さないのは良くない。

なぜか?

「社会性が身に付かないと思うから」

――というのが、
親の率直な気持ちだよね。

僕もまあ、最初は割とそうだった。

でもあれやこれや、試練の6連敗のような
不登校とおこもり生活をずっと何年も
横目で見ているうちに徐々に変わってきた。

家でゲーム三昧だろうが、
昼夜逆転だろうが、なんだろうが。

笑顔でいてくれたら、
それでもういいじゃないか、と。

どれだけひきこもっていようが、
家族と笑って話せるなら、
それでいいじゃないか、と。

社会性はね。

みんながあれこれ言うほどね。
実は関係ないと思うんだ。

ほら、どれだけ昼夜逆転してても、
自分が好きな行事があるときは
朝、彼らパキッと起きるじゃん?

あれとおんなじで。

本人がその気になったら、人間関係なんて
サラッとやるから。きっと。

それよりも大切なのは、
やっぱり笑顔なんだと思う。

笑顔があるなら大丈夫。

なんなら基準の全部、笑顔にしたらいい。

学校行ってない?
ひきこもってる?
勉強してない?

でも笑顔があるなら大丈夫。

歯磨かない?
お風呂入らない?
もう臭くて大変?

でも笑顔があるなら大丈夫。

そして「本人の選択」であることが大事。

笑顔もない?

ああ、それは、確かに心配ですね。

そういうときに大切なのは情報と繋がり。

(下記の記事の後半参照↓)

「本当の親子関係」なんて取り戻そうとするな

2024.07.24

あ、あと親にも笑顔、大切なのでね。

自分もちゃんと労わりましょう。

って偉そうに!笑

でもやっぱりそう思います。

我が家の19歳を見ててもだし、
いろんな話を見聞きするにつけても。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。