子どもじみた理由

かれこれもう15年になるのか。

毎朝走っている。

普段は5km。
それがいわば「ノルマ」だ。

今の時期なら早い時間に走り出せて、
それほど暑くなければ10km。

行けることもある（行けないことが多い）。

なにせ暑い。

ご存じの通り。殺人的に。

しつこく減らない体重のことを考えると、
できれば5kmのノルマ以上は走りたい。

「よし、日が暮れてからも走ろう」

朝と夜の「2部練」って奴だ。

そう思って朝は5kmでやめる。

の・だ・け・れ・ど・も！

夕方、いい時間になる。

毎日の発送作業も終える。

19時すぎてぐっと気温も下がった。

時は満ちた。

「さあ、あとは着替えて走り出せ」

そう思うのだけど、いつもね、
どうしても気が乗らないんだよな。

俺の中のだらしない悪魔がささやく。

「明日の夜、走ればいいじゃん」

決まってそうやって先送りしてしまう。
昨日もそうだった。

「おい、1日10kmがんばろーぜ」

毎日そう思っていて、
でも夜には走らない（走れない）。

なぜか？

なぜだろう？

ひとつの仮説として、、、

「純ちゃん暗いの嫌いなんだよね」

という、まことに子どもじみた
理由があるのかもしれない。

夜は涼しい。

日焼けの心配もない。
発汗でぐだぐだにもならない。
むしろ爽快な風も感じる。

でも暗い！！！

書いてて思った。

やっぱ俺っち、
のぼりゆくさわやかな朝日の中を
走る方が断然、単純に好きなんだなと。

何が言いたいか？

子どもじみた理由だよ。
理屈に合わない話だよ。

でもそれが人生！

さ、今はまだ朝6時40分だ。
とっととこの駄文あげて走り出せ。

今ならまだきっと10km行ける！

――かもしれない。

かもね、かもね、恋かもね
ピタリあっちゃうかもね
かもね、かもね、そうかもね
くせになっちゃうかもね♪

ということで。

今日も良い1日を。

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