朝の3時半だけど、忍介がごそごそとシャワーを浴びたりしている音で目が覚める。
いつもより1時間半早いけど、起きることにした。
彼がどんどん夜型になっているおかげで、僕がどんどん早起きになっている。
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もう一年くらい、うちではテレビを見ていない。煩わしいので見るのを止めた。
でも昨日は珍しく忍介が「NHK、NHK!」と言いながら19:30過ぎにテレビをつけた。
プロフェッショナルの流儀、新しい仕事スペシャル。
忍介のお目当はユーチューバーのHIKAKIN(ヒカキン)で、ユーチューバーの何たるかを知らない僕に向かって、まるで友達が紹介されてでもいるかのように、上から目線で色々教えてくれるのが面白かった。
その他、プロゲーマーの梅原大吾氏、あと(印象薄かったけど)データサイエンティストの人。
毎日一人で動画の企画から出演、撮影、編集までこなすHIKAKINは、7分の動画に撮影2時間・編集に6時間をかけている。
密度の高い仕事だ。こうして舞台裏を見ると、本当に凄いと思う。
プロゲーマーの梅原氏も、その存在自体、今回初めて知った。
世間から評価されないゲームを仕事にすることに悩み、職を転々とした後、一度は介護の仕事に就く。
葛藤の後、最終的に自分の個性が活かせるゲーマーという仕事を選ぶ。
正直、最初はゲームのプロって???と思って見ていたんだけど、地道に研究を重ねて練習し、世界を相手に戦う彼の姿を見ていると、自然と応援したくなった。
データサイエンティストの人は割愛。笑
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いずれにせよ、僕が子どもの頃にはまったく想像もつかなかった新しい職業で。
でも、いつもこの番組を見た時に感じるんだけど、プロフェッショナルと呼ばれる人たちの一言って、本当に素敵で、深みがある。
いいなと思う。
そして、もしNHKの取材班が来たとして、視聴者に共感してもらえるような何かや、ウンチクのある一言が自分に言えるだろうか、と自問してしまう。
大丈夫、お前のところには来ないから。
そのツッコミは毎回自分でしつつ、
でも、一度限りの人生なんだから、どうせなら取材班に来てもらえるような何かを真剣に磨きたい、
とも思う。
もう46歳だけど。
いや、まだ46歳だ!
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