過保護と過干渉の違いとは

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もう3日連続になるけど、
やっぱり荒井先生のこの新刊が
本当に良かったのでまた紹介。

過保護と過干渉のことについて。

よく出てくるワードではあれど。

過保護と過干渉ってどう違うのか、
実はよくわかってなかったりする。

過保護は「やりすぎ」のことで、
過干渉はえーっと……。

ってな感じじゃないですか?

(って僕だけ?)

この定義が実にわかりやすかった。

過保護とは――。

「親が子どもの手足になってしまうこと」。

例えば。

「おやつはどこ?」

と子どもに聞かれたとき。

「あそこにあるよ」

と言うのではなく実際に出してあげる。

子どもが自分でもできることを
代わりに親がやってしまうのが過保護。

では過干渉とは――。

「親が子どもの頭になってしまうこと」。

例えば。

「塾に行きたい」

と子どもが言ったとき。

「塾ならあそこがいい」

と親が先に答えを出してしまう。

子どもが自分で考えて
実行することを妨げてしまうこと。
それが過干渉。

と、説明されていて。

めっちゃわかりやすかった。

(ああスッキリ!)

それで言うと、僕は傾向としては
過干渉になりがちかも……。

性格的に答えを言わずにはいられない。

御用心、御用心、御用心!

子どもは、親とぶつかり、親の圧力を突き破って成長・自立していくものですが、親の圧力が強すぎると、それを突き破ることができません。反抗期の子どもが「うるせえ」「べつに」「くそばああ」などと口にするのも、「自分のことは自分で考えるし、困ったときは助けを求めるから、それまではそっとしておいて」というメッセージなのだと思います。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。