だがオリンピック、てめえはアリだ

昨日の朝8時半は、我が家の16歳の
ワクチン予約申込の日だった。

ランナーにとって予約のクリック合戦は
マラソンレース申込の「ゼロ関門」。

時報とともにクリックするのはお手の物だ。
お任せあれ、と申し込み代行を買って出た。

歴戦の猛者ランナーの実力、とくと見よ。

予約開始1分前には時報を確認、ところが！

予約URLがどこなのか、よくわからない。

あちこちテキストリンクあり過ぎで、
目立つ大きなバナーもボタンもない。

一体どこがワクチン接種申込URLなのか？

気が焦れば焦るほど見つからず、結局
目的のリンクに辿り着いてクリックしたのは
申込開始から1分以上経った後だった。

この60数秒のビハインドが致命的だった。

約20分後につながって、必要項目を入力。
ただその時点で予約日時を確認すると、
もう全日程、全会場、文字通り全滅だった。

オー、ノォー！

という次第で我が家の「安全安心」は
残念ながら10月以降に持ち越しになった。

スミマセン、忍介サン。

教訓は？

時報で正確な時間を確認する、
その前に申込URLの確認が先だよね……。

でも川崎市のHP、わかりにくいよな。
テキストだらけだし、リンク多すぎる。

と――これは完全に愚痴だ。

どうせなら、愚痴ついでに。笑

愛読するカレー沢薫さんの今週のコラムの
「高度なプロファイリング」がもう、
痛烈に僕の今の心情ド真ん中に来た。

ド真ん中に来たので、何の脈絡もなく紹介。

しかし幸い、ではないが、何故かワクチン接種が進んでいるはずなのに今現在感染者数は激増中である。
私の高度なプロファイリングによると、もしかしてこれはオリンピックを開いたからではないだろうか。
無観客とはいえ世界中から人を集めるという時点でそこそこ危ないと思うのだが、国民には不要不急の外出や会合をするなと言っておきながら、その口で「だがオリンピック、てめえはアリだ」と言って強行してしまったら、国民も「だったらこっちも好きにさせてもらう」となってしまい、特に用もないのに集合してしまっても致し方ないだろう。

 tree

『ひきこもり処世術』／カレー沢薫｜第70回｜tree

https://tree-novel.com/works/episode/2fcb6729319414ce487da01326bcf018.html

新型コロナウイルスの影響で、今「家から出ない」ことが何より 尊ばれている。 つまり、時代が突然「ひきこもり」に追いついた とも言えるのでは？ ソーシャルディスタンシングを常に実践、かつ＃Stay

「だがオリンピック、てめえはアリだ」
「だったらこっちも好きにさせてもらう」

いや、もう言い得て妙過ぎる。
ホントそうだと思うよ。まったく。

放っておくと怒りで脳みそ沸いちゃう、
そんなニュースばかりの毎日だ。

せめて明るく楽しく
笑い飛ばしたいものであります。

簡単じゃないけど……。

今日も良い1日を。

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