弱さではなく必要なこと

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ちょうど一年前くらいに読んだ、
『HSCの子育てハッピーアドバイス』。

子どもが「嫌」と言ったら、本当に嫌なのです

2021.02.28

その著者の明橋大二先生の記事を読んだ。

 TRILL
ひといちばい敏感な子(HSC)~「子育てハッピーアドバイス」著者・明橋大二医師に...
https://trilltrill.jp/articles/2390863
ひといちばい敏感な子(HighlySensitiveChild、以下HSC)は、5人に1人の割合で、あなたの周りにも存在します。シリーズ累計500万部...

記事全体の趣旨とは逸れるのだけど、
僕に刺さったのはこの一文だった。

子どもは、『助けを求める』『相談する』という選択肢を知らないので、大人が教えないといけません。
『困ったときどうする?』ときくと、圧倒的に多くの子ども達が『我慢する』と答えます。人の力を借りたり、助けを求めることは、弱さではなく必要なことだときちんと伝えましょう」

困ったときにどうするか?

我慢せず、助けを求め、相談する。

言葉にしてしまえば簡単なことだ。

でも、子どもに限らずで、、、

ちゅうちょなくそれが出来る人って、
一体どれくらいいるだろう?
あっけらかんと助けてと言える人って、
一体どれくらいいるだろう?

僕はたぶんちゅうちょなく、
あっけらかんとは出来ない。

少なくとも、会社員時代はしなかった。

助けを求めたり相談したりする前に、
目一杯残業して休日出勤した。
追いつかなければそうやって帳尻合わせた。

力を借りたり助けを求めることは弱さだ。

はっきり意識していたわけではないけど、
やっぱりどこかそんな後ろめたさはあった。

自分が数年ごとに転職を重ねていたのも
大きかったのかも知れない。

「どれどれ、お手並み拝見」
という周りの空気を常に感じていた。

自分で勝手に感じていただけかも知れない。

でも人に背中を見せたくなかった。
弱音を吐いてる。そう思われたくなかった。
自分の存在意義は常に成果を
出し続けてこそ、だと思っていた。

だから結局どこにいても、いつまで経っても
「自分の居場所だ」とは感じられなかった。

そこから降りた今はね。
頭ではね。

力を借りたり助けを求めることは
弱さではなく必要なことだと思う。

ただ実際に本当に困ったとき、果たして
自分がちゅうちょなくそうできるか?

まだまだわからない部分もある。

きっとかつての僕のような人ほど、
ひきこもってしまうんじゃないかな?

だからこうして、
備忘録として書き残してみた次第。
自分への戒めとして。

「弱さではなく必要なこと」

あ、もちろん、子どもにも
ちゃんとそう教えないとね。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。