不登校脱出と再登校は同義ではない

 

 

いい記事だった。
すぐ読めるので全文ぜひ。

全文読んでいただいた、という前提で。

個人的に一番響いたのはこの一節だった。

「不登校脱出と再登校は同義ではない」

と思った、というくだりだ。

中一で不登校になった息子が
中三になって登校を始めた。

その様子を見て父親は
うまくいけば普通に受験できるかも、
という淡い期待を抱いた。

でもやっぱり受験は無理だ、
と本人が結論を出した。

そうか、わかった。それでいい。
そこで初めて不登校を完全に受け入れた。

不登校脱出と再登校は同義じゃない。

ではなんなのか?

つまり、学校に行くかどうかにとらわれず、子どもが自分の人生をひとつひとつ決めていくことが大切なのだと感じたのです。こうして約2年かかった長い道のりにひとつの区切りをつけられました。

そうなのだ!

子ども自身がひとつひとつ決めていくこと。
大切なのはソコなのだ。

中学校に戻ること。
高校に進学すること。
大学に合格すること。
会社に就職すること。

――ではない。

いや、結果だけ見ればそうなる。

でも大切なのは、それを子どもが
自分のタイミングと自分の意思で
ひとつひとつ決めて行くことこそ、なのだ。

親が先走ってしまってはいけない。

むしろ親が先走ると大体が
良い結果にはならない。

そして具体的に親にできることはない。

心から応援すること以外には。

と、いろんな事例を見聞きするにつけ、
また自分の息子を長く見るにつけ、
しみじみと思う次第。

「私は学校生活で挫折を味わったことがなく、レール上を歩いてきた人生でした。でも、息子のことで価値観が変わりました。当初、通信制高校に通うなど頭の片隅にもありませんでしたが、今の時代、いろいろな道があるんですね。凝り固まっていた人生観が広がりました」

本当にね、僕もまったく同じで。

冗談抜きに通信制高校の
「つ」の字も知らなかった。

凝り固まった人生観が広がったと思う。

それもこれも息子の不登校の
おかげデアリマス。

さて。

12月のお散歩会はおかげさまで
早々に定員埋まりました。

ですが、バーベキュー大会は
まだまだ絶賛募集中です。

なかなか申し込みが増えないのは、
「冬のバーベキューは寒いんじゃないか」
とみなさん敬遠してるからなのかな?

でもね。

なんせびーんずネットはいつも
「持ってる」のでね。

去年の12月の横浜での散歩会も
実は汗をかくほどのポカポカ陽気だった。

きっと今回の冬のBBQも
うららかな日差しこぼれる日の、
楽しい会になると信じてます。

よろしければぜひ!

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。