日本だけだろうが何だろうが、
誰がなんと言おうが年末は第九だッ!
とは言いながら。
実は僕は年柄年中、第九を聞いている。
「集中して編集作業!」
というときに、この70分間の
大いなるドラマは最高のBGMになる。
ちなみに。
CDの録音時間も、実は第九が基準だ。
レコードでは一枚に収まらなかった第九。
そのためにCDは74分に決まったんだよね。
というのはまったくどーでもいい小ネタだ。
ということで、特に今週からは
スマホにダウンロードした
カラヤン聴きながら毎朝走っている。
そうするとね、いつものシケた街並みもね。
――感動的に輝き出すんですよ!
Freude, schöner Götterfunken♪
僕も合唱隊と一緒に頭の中で歌う。
ただし僕はドイツ語はからきしなので
昔、向島の芸者さんたちが覚えたやり方だ。
風呂出で詩へ寝る月照る粉健♪
いや、コレ思いついた人、天才!笑
「年末に第九とか俗っぽいじゃん」
と思っているアナタ。
ノンノン、そんなことないですよ。
もし食わず嫌いでそう思ってるのなら、
まずは一度、通して聞いてみてください。
雷鳴轟くような第一楽章。
リズミカルで心が弾む第二楽章。
とっても美しいんだけど、
ちょっとだけ退屈な第三楽章。
そして嵐と歓喜の第四楽章。
サッカー観戦と同じで70分間、
耐えて通して聴いてきたものだけに
訪れる最後の歓喜があるんです。
もうわかっているのに終わった瞬間、
毎回必ず感情がほとばしります。
「ブラボー!」ってね。
今はYouTubeでいろいろ見放題なんで、
よろしければぜひ。
アタクシは今朝も70分間、これから
ゆっくりジョギングしながら聴きます。
風呂出で詩へ寝る月照る粉健♪
今日も良い一日を。
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