どれだけ楽しい想い出を作れるか

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我が家の17歳は最近、
よく活字の文庫本を読んでいる。

そしてペシミスティックに
厳しく人間社会を見ている。

まあ、花の17歳だ。

こう言うとものすごく
50歳のおっさんっぽく響くけど、
僕も17歳のときはそうだった。

懐かしいな。

今はもちろん違う。

木漏れ日やそよ風のやさしさ、
誰かの温かい一言、
お酒や料理のおいしさに、
割と簡単に救われる。

まあ、それなりに歳を取ったんでね。

簡単に言うと作りが単純になった。

そして何気なく読んだこの記事。

ぼんやり感じていたことをふなっしーが
ズバッと見事に言語化してくれた。

2014年のNHK Eテレの番組に
出演した際のふなっしー。

阿川佐和子さんに

「ふなっしーにとって一番幸せな状況は?」

と聞かれたときの、この返事が刺さった。

「やっぱねー 死ぬまでにどれだけ楽しい想い出を作れるか ってことなっしなー」

そうそう、それそれ!

結局それなんだよね。

そして死ぬ直前に

「あー面白かった、俺の人生」

と心の底から思えるか、どうか。

生きる意味ってさ、そんな
一見軽薄に見えるものこそが、
逆に大事なんじゃないかなって。

思う金子純一50歳の夏の朝。

あ、なんか最近こういう
50歳云々が多すぎるかな?

マンネリだっていいじゃないか
50歳だもの(じゅんいち)

はい、もうやめます。

今日も楽しい思い出増やそう。

良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。