まさに本望

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夫婦で5年、
びーんずネットの活動を続けている。

不登校のインタビュー事例集を9冊。
不登校の書籍を3冊。

これまで出版してきた。

先々週おはなしワクチンを買ってくれた。

その人が先週はとりあえずビールを、
今週は美空さんの本とインタビュー事例集、

と「芋づる式」で注文くださることが
結構あって嬉しい。

もちろん商売だっていうのもあるけれど、
ただ本当にそれだけじゃなく――。

「ああ、この方は不登校について今、
本当に真剣に知ろうとしているなあ」と。

購入という行動でそれを示している。

これってある意味、親として
とても尊い行為じゃないのかなと。

真剣に知ろうとしてないように見える人、
けっこう多いから……。

注文画面を見ながら、一人そんなふうに
感慨に耽ってみたりする。

そして封筒に宛名ラベルを貼りながら
心の中でこう思う。

「どうかあなたにとってこの1冊が
良き1冊となりますように」と。

いや、もちろん別に僕らが出版する本
だけじゃなくてもいい。

むしろそれ以外にも本当に素晴らしい本、
例えば田中茂樹先生の本もあるし、
荒井裕司先生の本もあるし、
今月紹介したあんだんての新刊もある。

乱暴な言い方だけど、
「良い内容の本」ならなんでもいい。

それはぜひぜひたくさん読んでみてほしい。

確かにきょうび、
ネットにたくさん情報はある。

でもね、ネットという特性上
どうしても断片的なものになりがちだ。

ひとつひとつは悪くないかもしれない。
でもやっぱりパズルのピースだったりする。

パズルのピース10個20個並べてみても、
やっぱり全体の図まで想像するのは難しい。

そうですよね?

僕は「書籍の良さ」はここにあると思う。

1冊にまとまっていることで、
著者の言わんとすることが
誤解なくはっきりわかる。

パズルのピースじゃない。
全体図までしっかり見通せる。

例えば。

「鰯のシチリア風パスタを作りたい」

それならネットでレシピを拾えば十分だ。

でもあなたが本気で自分で
トラットリアを開業しようと思ったら。

果たしてネットで調べられるような
レシピだけ集めてそれで十分だろうか?

特に不登校の悩みは複雑だ。

僕もときどき検索してみるけれど、
はっきり言って印象としては
情報が玉石混淆すぎて、もはや
言葉は悪いけどノイズに近いと思う。

長くなっちゃった。何が言いたいか?

「これは!」と感じた内容の書籍を
まず読んでみてください。

それも、できれば複数。

そして「無料」を押し出すところには
十分注意してください。
無料の次には高額のものが控えてます。

とにかく情報を取ること。
それを元に自分の頭で考えること。

それが大事だと思います。

って完全に上から目線ですみません。。。

ただ上から目線の「理由」を
少しだけ説明させてもらうと、
僕自身は息子の不登校という経験を通じて
大きく価値観を変えられた。
かっこよく言えば、以前に比べて
生き方自体を変えることができた。

自分らしく生きる人が増える。

その手助けがしたいんです。シンプルに。

不登校=お先真っ暗、なんかではなく。

親自身だって生き方まで変えられる。

そんなチャンスであり
ギフトでもあるんだと。

僕と同じように振り返ってみたときに、
そう思える人が一人でも、
この国に増えてくれたら――。

そしてこの国の未来が1ミリでも
明るい方角へ進んでいくのなら――。

まさに本望。

そう思って日々、
せっせと発送作業をしています。

特に最後にび印シールで封緘するとき、
人差し指に最大限の思いを込めつつ!

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。