親は黙って、子どもの声を聞くのがいい

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問い:子どもの不登校にどう向き合うか?
答え:子どものありのままを受け入れる。

まあ、文字にしてしまえばとても簡単だ。

でも、これが難しい。

7年前、小学校3年生の忍介が
不登校になった時、僕は相当ジタバタした。
(詳細は「不登校日記|僕らの場合」参照)

まあ、うちは現在進行形でもある。

当時に比べればずいぶんと僕も
穏やかになったとは自分でも思うけど、
それでも一応、人の親ではあるので、
ちょくちょく軽いジタバタは今でも起こす。

結局は親が安心したいだけ

不登校新聞3月1日号を読んだ。

2月9日習志野市で開かれた講演抄録、
保護者の山崎節子さんの話が
グッと胸に迫ったので紹介する。

中三で不登校になった息子さん。

とにかく高校受験を乗り切らないと!

山崎さんは息子さんを学校へ行かせ、
高校に入学させる。留年しそうになると、
親の判断で通信制へ転校させる。

そんな中、息子さんは親に対して
心を閉ざしてしまうようになる。

食事にも手をつけず親子の会話は筆談だけ、
という状態にまで一時はなってしまった。

学校へ通わせたのも、
高校を卒業させようとしたのも、
すべて息子のために
よかれと思ってやっていた。

でも、と山崎さんは気づく。

親として息子の気持ちに
ぜんぜん寄り添えていなかった。
結局のところ、親の自分が
安心したかっただけだったんだ、と。

悩み抜いて出した結論

その後、居場所となる
フリースクールとの出会いもあり、
息子さんに笑顔が戻るようになった。
21歳の息子さんは今も
フリースクールに通っている。

親として山崎さんが
以前と大きく変わったのは
「将来どうするの?」
と聞かなくなったことだ、という。

今の気持ちを聞くことが第一で、
急かさず否定せず応援したい、
と思うようになった。

今になってわかることですが、息子が不登校になったとき、親としてどう寄り添うべきだったのか。それは、親が息子の力を信じ、家族全員が味方になるということ。親のよかれで息子の望まぬことをさせるのではなく、また社会であたり前とされている価値観で息子を否定することもせず、今の状態をありのまま受けいれる、これが必要だったんだなって。親は黙って、子どもの声を聞くのがいい。言葉で言うほどかんたんなことではありませんが、これが悩みに悩みぬいて、私なりに出した結論です。

ありのままを受け入れる。
黙って子どもの声を聞く。

本当に言葉でいうほど、
簡単なことじゃないと思う。

でも悩みに悩み抜いて至った結論は
ずっしりとした説得力がある。

誰かに届けばという思いと、
自戒を込めての紹介。

今日も、良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。